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「帯解駅舎復原プロジェクト」ふるさと納税クラウドファンディング 目標額100万円を6日で達成!寄付総額600万円超に!~ネクストゴールを1000万円に設定~【市長会見】(令和8年1月15日発表)

ページID:0255852 更新日:2025年11月27日更新 印刷ページ表示

昭和34年の帯解駅舎(写真提供 廣瀬正彦氏)兼復原イメージ写真

▲昭和34年の帯解駅舎(写真提供 廣瀬正彦氏)兼復原イメージ
​※大正15年の姿を留めています

奈良市では、歴史的価値を有するJR帯解(おびとけ)駅舎の復原に向け、2025年12月15日から、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが提供する「ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)」を活用し、全国から支援を募っています。
6日目には、目標額100万円を上回り、寄付総額は600万円を超える支援が寄せられました。 全国から多くの方々に本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、歴史的駅舎の保存と未来への継承に向けた取り組みが前進しています。

トピックス

  • ​帯解駅舎復原プロジェクトで目標額100万円を達成、寄付総額600万円超に
    2025年12月15日から同年2月28日まで、ガバメントクラウドファンディング®を活用し全国から支援を募集。寄付金の使途は帯解駅舎復原整備工事にかかる費用の一部に。多くの賛同を得て目標額を大幅に上回る寄付が集まる。

  • 寄付金額 6,254,500円 支援人数427人(2026年1月14日15時00分現在)
  • ネクストゴールを1,000万円に設定し、引き続き支援を呼びかけ
  • 帯解駅舎復原プロジェクトを推進
    明治期建設・大正期改築の奈良県内最古級の駅舎を復原。​
  • 登録有形文化財に登録された木造駅舎を1926年(大正15年)当時の姿に復原
    外観・内観の復原、耐震補強、劣化修理などを実施。​
  • 地域住民の保存活動から始まった取り組み
    2016年の調査を契機に地域住民による保存機運が高まり、2021年に市へ無償譲渡、2022年に文化財登録。​
  • 2026年に大正期の改築から100年の節目を迎える
    歴史を未来へ継承し、観光や交流の拠点として活用予定。​

路線マップ

路線マップ 画像

1.帯解駅舎の歴史的価値

帯解駅は1898年(明治31年)、奈良鉄道の駅として開業しました。国有化された後、1926年(大正15年)に改築され、現在はJR万葉まほろば線(桜井線)の駅として地域住民や観光客を迎えています。
この駅舎は奈良県内でも最古級の存在であり、鉄道史や近代化の歩みを象徴する貴重な建物です。明治期の私鉄駅舎の姿を今に伝えるとともに、大正期以降に鉄道省が整備した標準的な地方駅舎の面影を残しており、鉄道発展の歴史を物語る建築として高い価値を有しています。
2022年(令和4年)には登録有形文化財に登録され、文化財としての保存と活用が求められる存在となりました。

現在の帯解駅外観写真
​現在の帯解駅外観

現在の帯解駅待合室写真

現在の帯解駅待合室

2.プロジェクトの経緯

本プロジェクトのきっかけは、地域住民の保存への強い思いと文化財的価値の認識にあります。

2016年(平成28年)

奈良市教育委員会と奈良県建築士会が歴史的建造物の調査を実施し、帯解駅舎が注目される。

2019年(令和元年)

 住民による保存活動が始まり、保存の機運が高まる。

2021年(令和3年)

 駅舎がJR西日本から市へ無償譲渡される。

2022年(令和4年)

 登録有形文化財に登録。

2025年(令和7年)

 復原整備工事のための設計。解体調査。
復原整備工事資金調達の一環としてガバメントクラウドファンディング®を導入。

2026年(令和8年)

 復原整備工事予定。

2027年(令和9年)春

施設利用開始予定。

3.復原事業の内容

現在の待合室写真
​現在の待合室

待合室の復原イメージ写真
​待合室の復原イメージ(AIにて作成)

  • 木造駅舎らしい外観・内観の復原
    (合板やアルミサッシ等で損なわれている外観や内観を木造駅舎らしい姿に復原)
  • 耐震補強工事による安全性の向上
  • 経年劣化やシロアリ被害箇所の修理

※復原の基準を大正15年としたのは、資料が豊富で忠実に再現でき、広く人々が集える空間として活用しやすいためです

復原レイアウト図

4.帯解地域の魅力

奈良市南部に位置する帯解地域は、古くより交通の要衝として栄えてきました。南北に延びる上街道(かみかいどう)と、西は郡山、東は大和高原に至る東西の旧街道が交わり、多くの人々が往来してきた歴史を有しています。

歴史・文化

  • 帯解寺:安産祈願の霊場として全国的に信仰を集める
  • 広大寺池:『日本書紀』に登場する和珥池と伝わる
  • 古墳群:五つ塚古墳群やベンショ塚古墳などが点在

皇室・文学との関わり

  • 圓照寺:大和三門跡の一つで皇室ゆかりの寺院
  • 文学:三島由紀夫の小説『豊饒(ほうじょう)の海(うみ)』の舞台モデル。三島は取材のため帯解を訪れており、帯解駅も登場

農業と風景

  • 古都華:奈良市のブランドいちごとして高評価
  • 農村風景:ビニールハウスが並び、四季折々の景観が魅力

駅舎復原は、こうした地域資源と連携し、観光や交流の拠点としての役割を果たすことが期待されます。鉄道ファンや歴史愛好家にとっても魅力的な訪問先となり、地域の活性化につながります。

帯解の里巡りマップ

▲「おびとけの里博物館マップ」より(添付資料あり) [PDFファイル/2.33MB]

日本最古の安産祈願所 帯解寺写真

日本最古の安産祈願所 帯解寺(おびとけでら)

大和三門跡のひとつ 圓照寺写真

大和三門跡のひとつ 圓照寺(えんしょうじ)
拝観はできませんが、山門までの参道は趣があります

広大寺の龍の伝説が残る、「安産の寺」龍象寺写真

広大寺の龍の伝説が残る、「安産の寺」龍象寺(りゅうぞうじ)

5.今後の展望

2026年(令和8年)には復原整備工事を実施し、翌2027年(令和9年)春には施設利用を開始します。これにより、文化財としての公開と地域交流拠点としての活用が本格化する予定です。
工事完了後も帯解駅舎は現役の駅舎としての役割を継続しつつ、鉄道発展の歴史が感じられる場所として市民や来訪者に親しんでいただきたいと思います。さらに、観光案内や交流の場として地域の活性化に寄与し、地域資源と連携した新たな魅力を創出してまいります。
復原された駅舎は、100年の節目を契機に歴史を未来へ継承しながら、人と人をつなぐ拠点として新しい価値を生み出すことが期待されます。

6.奈良市の旧駅舎を利用した施設

奈良市では、JR奈良駅旧駅舎や京終駅観光案内所など、歴史的駅舎を活用した施設整備を進めてきました。今回の帯解駅舎の復原は、これらに続く取り組みとして、地域の歴史資源を保存しながら観光・交流の拠点として活かす意義を持つものです。

奈良市総合観光案内所

近代化産業遺産に認定されたJR奈良駅旧駅舎(昭和9年建築)を活用した観光案内所で、観光案内やパンフレット提供、手荷物預かり等のサービスを備え、館内にはカフェも併設しています。

奈良市総合観光案内所

奈良市総合観光案内所内観

奈良市京終駅観光案内所

JR京終駅は平成31年2月に整備され、観光案内所「ハテノミドリ」として開所しました。旧駅務室にはカフェを併設。駅前には新たな観光トイレも整備されています。

JR京終駅外観

JR京終駅内観

7.その他

奈良市ホームページ

帯解駅舎 復原プロジェクト~登録有形文化財の木造駅舎を100年前の姿に!
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/108/253220.html

ふるさとチョイスGCFホームページ

登録有形文化財の木造駅舎を100年前の姿に -帯解駅舎復原プロジェクト- ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」
https://www.furusato-tax.jp/gcf/5097<外部リンク>

登録有形文化財の木造駅舎を100年前の姿に -帯解駅舎復原プロジェクト- ふるさと納税のガバメントクラウドファンディング

報道資料

【リリース資料】「帯解駅舎復原プロジェクト」ふるさと納税クラウドファンディング [PDFファイル/2.02MB]

 

【参考資料】おびとけの里博物館マップ [PDFファイル/2.33MB]

 

本件に関するお問い合わせ先

奈良市 観光経済部 観光戦略課

TEL:0742-34-5609

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