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平成10年12月に「古都奈良の文化財」として東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡が世界遺産登録され、今年で25周年を迎えます。先人たちが守り伝えてきた、建造物群と自然の山や森とが一体となった文化的景観が守られている奈良市。この奈良市の魅力を国内外に発信する記念事業を、秋頃から実施します。
その一環として夏休みに合わせ、子ども達に世界遺産のすばらしさを学んでもらうため、世界遺産六社寺のご協力のもと小・中学生無料拝観「世界遺産めぐりパス」事業を実施します。
古都奈良の文化財」世界遺産登録25周年記念
小・中学生無料拝観「世界遺産めぐりパス」事業
令和5年8月1日(火曜日)~令和6年1月31日(水曜日)※期間中、何度でも拝観可能
奈良市内在住・在学の小・中学生(対象:約29,000名)
市内在学の小・中学生は学校を通じて配布
市内在住で市外在学の小・中学生は、市ホームページ上の「受付フォーム」に必要事項を入力し、受取方法を「窓口」または「郵送」のいずれかを選ぶ。窓口受取は以下の場所でお渡し。郵送は自宅に送付。
奈良市観光戦略課(市庁舎北棟2階)〒630-8580 奈良市二条大路南一丁目1番1号
午前8時30分~午後5時15分(土・日・祝日を除く)
<外部リンク>
対象の社寺でパスを提示すると、児童・生徒の拝観料等が無料に
奈良市観光協会と連携し、以下の事業を予定しています。詳しくは8月22日(火曜日)に東京で開催する記者発表(YouTubeでライブ配信予定)での発表を予定しています。
各社寺を巡る「共通拝観券」を観光案内所等で8月22日から販売します。1冊5,000円(限定20,000枚)。1社寺につき1回の利用で、3月末まで利用可能。特別御朱印の授与(別途御朱印料必要)や、各社寺から拝観御礼品(散華等)を受けることができます。
秋季の観光シーズンの宿泊誘引材料として、過去3年実施していた夜間参拝を、今年度は世界遺産六社寺全てで実施します。(11月の毎金土曜日。社寺により開催曜日が異なります。)
訪日外国人観光客向けに奈良市内世界遺産に関連するモデルコースを設定し、モニターツアーを実施します。持続的な実施が可能な訪日外国人観光客向け商品開発に繋げます。
「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」とのコラボ企画。奈良の酒造メーカー5社の協力で、25周年特別ラベルの日本酒を発売。
11月下旬~12月上旬に開催予定。
世界遺産学習は、世界遺産や地域遺産、伝統文化や自然環境等を通して、地域に対する誇りや地域を大切に思う心情を育み、持続可能な社会の担い手としての意欲や態度を養う学習です。直近の学習について紹介します。
※報道資料送付済(申込受付は既に終了しています)
奈良の文化財の価値を学ぶことをとおして奈良の良さを知り、「奈良で学んだことを誇らしげに語る子どもの育成」を目指すために、奈良国立博物館の協力のもと、夏休みの特別企画として実施。
令和5年7月27日(木曜日)・28日(金曜日)10時~11時45分
小学3~5年生までの児童とその保護者 60組120名
奈良市 観光経済部 観光戦略課
TEL:0742-34-4739