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奈良市では、「日常に公園がある暮らし」の実現に向け、「公園で何かやってみたい」という民間企業や地域の方々に新たな発想やアイデアを実践してもらい、個性と魅力ある公園空間を創出し、地域コミュニティを活性化させる取組であるトライアル・サウンディングを開始します。これまで実施に一定の制限があったマルシェやキッチンカーの出店などの営利活動も地域の魅力を向上するものとして審査の上で許可をいたします。
今回は、2022年にまちびらき50周年を迎える近鉄高の原駅を中心とした平城・相楽ニュータウン内の5つの公園をモデルとして選定し、公園利活用を促進させることで、これからの50年のまちづくりを公園から発信していくことを目指します。
2022年3月30日(水曜日)~2023年3月31日(金曜日)
無料
公共空間のさらなる魅力の向上や活性化を図るとともに、効果的な利活用の方法を探るため、暫定利用を希望する皆様の提案を募集し、一定期間、実際に使用してもらう制度です。
を確認できる社会実験的な取組です。
時代の変化に伴い、市民のライフスタイルが変容・多様化することで、都市公園等に対するニーズは利用者層により様々となっており、多くの都市公園等において、ニーズとサービスの不一致が発生しております。
奈良市では、これまで「まちの食卓」や「春日表参道SUN DAYS PARK」など、都市公園や道路などの公共空間を活用した社会実験や「日常に公園がある暮らし」をみんなで考える座談会「PARK LIFE MEETING」を実施するとともに、今後の都市公園等の整備・管理・活用における将来像や重視される視点、基本的な方向性を示した奈良市公園マネジメント基本計画の策定を令和4年度に予定しています。
その中で、「多様な主体との連携」「地域のニーズに寄り添った柔軟な公園利用のルールづくり」「民間事業者のノウハウ活用」などが重視される視点とされており、官民連携で公園利活用による魅力の向上や活性化を図っていく必要があります。
上記に該当する民間企業、NPO法人等の法人、個人事業主、任意団体等の皆様
3月30日(水曜日):ホームページにてトライアル・サウンディングの募集を開始
4月初旬:公園の利活用に関する冊子「日常に公園がある暮らし」配布開始及び動画公開
5月14日(土曜日):ワークショップ「PARK LIFE LABO」開催予定
奈良市が目指す公園の実現に向け、地域に当事者意識を持ち、パブリックマインドを有するまちづくりプレイヤーを発掘・育成するワークショップです。
公共空間等を活用したまちづくりの分野において、第一線で活躍する実践者である講師陣から経験と手法を学びながら、公園での新しい使い方を提案し、そこで考案したアイデアを実践に結び付けます。
ワークショップPARK LIFE LABO(パークライフラボ)を開催します
A.対象地区である平城・相楽ニュータウンは今年まちびらき50周辺を迎え、令和3年3月には奈良市を含む3市町、関係団体が集まり「平城・相楽ニュータウンパワーアップビジョン」を策定するなど、これからの50年に向け、このまちが有する魅力やポテンシャルを生かし、さらに育み、発展させていく機運が高まっています。
本地区は、都市基盤として公園が充実しているとともに、地域活動が活発で、各住区で様々な団体が多様な活動を展開しています。また、まちへの愛着度が非常に高く、「公園」をまちの自慢に挙げている人も多いことから、今回モデル公園として平城・相楽ニュータウンを選定しました。
A.これまで実施に一定の制限があった地縁団体以外によるマルシェやキッチンカーの出店等の営利活動も地域の魅力を向上するものとして審査の上で許可をいたします。他市ではヨガやキッズダンス教室/プレーパークイベント等の実施事例もあります。
A.トライアル・サウンディング制度自体は公共空間(公園・道路・河川・公共施設等)の暫定利用を希望する提案を募集するものであり、公園だけを対象にしたものではありませんが、今回、奈良市では都市公園を対象としてトライアル・サウンディングを実施します。
A.2022年5月頃に「奈良市公園マネジメント基本計画」の策定を予定しており、そのなかで公園利活用を官民連携で推進していくことを方針としており、今回のトライアル・サウンディングの結果を今後の運営管理に反映していきたいと考えています。
公園をお試し利用したい事業者や団体を募集する「トライアル・サウンディング」を開催します
ワークショップPARK LIFE LABO(パークライフラボ)を開催します
都市整備部 公園緑地課
TEL:0742-34-4916