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地域福祉計画は、社会福祉法第4条に規定された地域福祉を推進するための行政計画であり、同法第107条に規定された「市町村地域福祉計画」です。
奈良市では、これまで第1次(平成18年度策定)、第2次(平成24年度策定)、第3次(平成29年度策定)と地域福祉計画を策定し、地域福祉の向上に取り組んできました。
第1次地域福祉計画では、住民の地域福祉計画への参加を促進する仕組みづくり及び福祉サービスを利用しやすくする仕組みづくりを進め、第2次地域福祉計画では、ボランティア活動支援体制や各種相談支援体制の充実を図ってきました。さらに、第3次地域福祉計画では、奈良市地域福祉活動計画と一体的に策定しながら、地域におけるネットワークづくりや担い手づくりを進めるなど、福祉の取組を推進してきたところです。
この度、第1次、第2次及び第3次の計画の成果と課題を踏まえ、行政による地域福祉の基盤づくりに向けた取組と、市民の皆さまによる地域福祉の実践的な取組との連動性を高めるため、「地域福祉計画(行政計画)」と「地域福祉活動計画(実践計画)」を一冊にまとめました。
第4次奈良市地域福祉計画をもとに地域福祉の向上に取組み、計画の理念である「支えあい、ともに生きる安心と健康のまちづくり」に基づき、“ひとりぼっち0(ゼロ)”に向けた社会をめざしてまいります。
※音声コードについては、現在作成中です。