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12世紀の優れた仏師の作と考えられる貴重な像です。平安時代の定朝様(じょうちょうよう)とよばれる優美な表現をうけつぎながら、表情をはっきりとあらわし、衣文を多めにして強く刻むなど、鎌倉時代の力強い表現への過渡的作風を示しています。
件名 | 木造阿弥陀如来坐像 |
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かな | もくぞうあみだにょらいざぞう |
数量 | 1躯 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(彫刻) |
指定日 | 昭和62年5月15日 |
所在(有) | 奈良市東九条町 来迎寺 |
小学校区 | 辰市 |
形状等 | 像高88.0cm |
備考 | 平安時代 |