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全体的に均整がとれ、技巧的にも優れた彫法を示し、鎌倉時代前期の特徴をよく保つ代表的な三尺阿弥陀如来像として学術的価値の高いものです。また、框座銘から雨乞伝説で知られる龍福寺(龍腹寺)に安置されていたことがわかり、歴史的にも貴重です。
件名 | 木造阿弥陀如来立像 |
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かな | もくぞうあみだにょらいりゅうぞう |
数量 | 1躯 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(彫刻) |
指定日 | 昭和61年3月4日 |
所在(有) | 奈良市北之庄町 (町有) |
小学校区 | 明治 |
形状等 | 像高98.5cm 台座下框裏面墨書「北庄龍福寺 此阿弥陀/安申 為惣庄/天正八年〈庚/辰〉十一月八日」 (/は改行、〈 〉は割書、□は判読不能文字を表す) |
備考 | 鎌倉時代 |