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鏡神社本殿

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 鏡神社は大同元年(806)に新薬師寺の鎮守(ちんじゅ)として勧請(かんじょう)されたと伝えられています。記録には春日大社第47次式年造替の延享3年(1746)に、本社本殿の第三殿を鏡神社へ譲渡したとあり、昭和34年(1959)や平成元年(1989)の修理中に部材に「三ノ御殿」の墨書銘(ぼくしょめい)があるのが確認されています。
 鏡神社本殿は、春日大社の旧本殿であり、当初の部材がよく残るとともに、移築の経緯も記録に残っていて貴重です。

鏡神社本殿の画像
鏡神社本殿

 
件名 鏡神社本殿
かな かがみじんじゃほんでん
数量 1棟
指定(分類) 奈良市指定文化財(建造物)
指定日 昭和57年3月1日
所在地 奈良市高畑町468
所有者 鏡神社
小学校区 飛鳥
構造形式 一間社春日造、檜皮葺
年代 享保13年(1728)春日大社本社本殿の第三殿として建立(第46次式年造替)
延享3年(1746)春日大社の造替(第47次式年造替)により第三殿を鏡神社に移築