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鏡神社は大同元年(806)に新薬師寺の鎮守(ちんじゅ)として勧請(かんじょう)されたと伝えられています。記録には春日大社第47次式年造替の延享3年(1746)に、本社本殿の第三殿を鏡神社へ譲渡したとあり、昭和34年(1959)や平成元年(1989)の修理中に部材に「三ノ御殿」の墨書銘(ぼくしょめい)があるのが確認されています。
鏡神社本殿は、春日大社の旧本殿であり、当初の部材がよく残るとともに、移築の経緯も記録に残っていて貴重です。
鏡神社本殿
件名 | 鏡神社本殿 |
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かな | かがみじんじゃほんでん |
数量 | 1棟 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(建造物) |
指定日 | 昭和57年3月1日 |
所在地 | 奈良市高畑町468 |
所有者 | 鏡神社 |
小学校区 | 飛鳥 |
構造形式 | 一間社春日造、檜皮葺 |
年代 | 享保13年(1728)春日大社本社本殿の第三殿として建立(第46次式年造替) 延享3年(1746)春日大社の造替(第47次式年造替)により第三殿を鏡神社に移築 |