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村井家住宅は奈良から生駒暗(くらがり)峠を越えて大阪にいたる街道沿いに位置し、ここが大和郡山との分岐点であるために追分の本陣と呼ばれています。
主屋の屋根は茅葺(かやぶき)と桟瓦葺(さんがわらぶき)を組み合わせた大和棟(やまとむね)形式で、この主屋の南東に上段の間、控(ひかえ)の間、玄関などからなる座敷棟が接続します。
村井家住宅は市内では珍しい宿場建築として貴重です。
追分本陣村井家住宅 主屋・本陣座敷
附 表門、道標2基
件名 | 追分本陣村井家住宅 主屋・本陣座敷 附 表門、道標2基 |
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かな | おいわけほんじんむらいけじゅうたく おもや・ほんじんざしき |
数量 | 2棟 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(建造物) |
指定日 | 昭和59年3月3日 |
所在地 | 奈良市大和田町 |
所有者 | 個人 |
小学校区 | 富雄南 |
構造形式 | 主屋:桁行14.89m、梁間8.87m、切妻造段違、茅及び桟瓦葺 本陣座敷:桁行12.73m、梁間8.67m、切妻造、桟瓦葺 西北面主屋に接続 |
年代 | 19世紀初め~中頃(文化~文政) |