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芳徳寺は、寛永15年(1638)柳生但馬守宗矩(むねのり)によって父石舟斎宗厳(むねとし)の菩提を弔うために創建されました。現在の本堂は『神護山法徳寺前録』によって、宝永8年(1711)の火災のあと、正徳4年(1714)に再建されたものと考えられます。内部は禅宗寺院にみられる六間取りの典型的な方丈形式で、奈良市内では唯一の方丈建築であり、芳徳寺柳生家墓所(市指定文化財史跡)や旧柳生藩家老屋敷(県指定文化財)<外部リンク>とともに柳生家の歴史を留めるものとしても貴重な建物です。
芳徳寺本堂
件名 | 芳徳寺本堂 |
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かな | ほうとくじほんどう |
数量 | 1棟 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(建造物) |
指定日 | 平成4年3月4日 |
所在地 | 奈良市柳生下町445 |
所有者 | 芳徳寺 |
小学校区 | 柳生 |
構造形式 | 桁行17.93m、梁間12.06m、入母屋造、桟瓦葺 |
年代 | 江戸時代 正徳4年(1714)[寺記] |