ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

芳徳寺本堂

更新日:2022年9月7日更新 印刷ページ表示

 芳徳寺は、寛永15年(1638)柳生但馬守宗矩(むねのり)によって父石舟斎宗厳(むねとし)の菩提を弔うために創建されました。現在の本堂は『神護山法徳寺前録』によって、宝永8年(1711)の火災のあと、正徳4年(1714)に再建されたものと考えられます。内部は禅宗寺院にみられる六間取りの典型的な方丈形式で、奈良市内では唯一の方丈建築であり、芳徳寺柳生家墓所(市指定文化財史跡)旧柳生藩家老屋敷(県指定文化財)<外部リンク>とともに柳生家の歴史を留めるものとしても貴重な建物です。

芳徳寺本堂の画像
芳徳寺本堂

 
件名 芳徳寺本堂
かな ほうとくじほんどう
数量 1棟
指定(分類) 奈良市指定文化財(建造物)
指定日 平成4年3月4日
所在地 奈良市柳生下町445
所有者 芳徳寺
小学校区 柳生
構造形式 桁行17.93m、梁間12.06m、入母屋造、桟瓦葺
年代 江戸時代 正徳4年(1714)[寺記]