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本文
芳徳寺は、寛永15年(1638)柳生但馬守宗矩(むねのり)によって父石舟斎宗厳(むねよし)の菩提を弔うために創建されました。現在の本堂は『神護山法徳寺前録』によって、宝永8年(1711)の火災のあと、正徳4年(1714)に再建されたものと考えられます。内部は禅宗寺院にみられる六間取りの典型的な方丈形式で、奈良市内では唯一の方丈建築であり、芳徳寺柳生家墓所(市指定文化財史跡)や旧柳生藩家老屋敷(県指定文化財)とともに柳生家の歴史を留めるものとしても貴重な建物です。
芳徳寺本堂