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本文
社叢は突出した屋根の先端が瘤状に突起したその上面および斜面に発達しています。直径70cm前後、高さ約20mのツブラジイ(コジイ)を優先種とし、アラカシを伴うツブラジイ林で、亜高木層にユズリハ、カナメモチ、サカキ、イヌシデ、コシアブラ、ネズミモチ、スギ、ヒノキを、草木層にはベニシダ、ヒトツバ、ジャノヒゲ、ニセジュズネノキ、テイカカズラ、サネカズラを伴い、良く保存されています。 この社叢は奈良市における、本標高域(280m)での典型的な林相を保つもので、学術的に極めて貴重なものです。