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この本堂は、細部に江戸時代初め(慶長年間頃)の特徴をもち、白毫寺再興時の建物とみられます。奈良近郊の寺院では、中世以降に本堂を再建する際に、奈良時代以来の伝統を引き継いだ例が多く、柱間三間の身舎(もや)の四方に庇をまわす「三間四面(さんげんしめん)」の形式に従うこの本堂も、こうした復古的な形式を用いた南都の寺院本堂の一例として貴重です。
白毫寺本堂
件名 | 白毫寺本堂 |
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かな | びゃくごうじほんどう |
数量 | 1棟 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(建造物) |
指定日 | 平成6年3月2日 |
所在地 | 奈良市白毫寺町392 |
所有者 | 白毫寺 |
小学校区 | 飛鳥 |
構造形式 | 桁行5間、梁間5間、寄棟造、向拝1間、本瓦葺、背面桟瓦葺 |
年代 | 江戸時代(17世紀前期) |