ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 奈良市の魅力 > 文化財 > 文化財 > 文化財 > 氷室神社舞殿(拝殿)

本文

氷室神社舞殿(拝殿)

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 氷室神社は、江戸時代に朝廷や幕府の行事に参勤した三方楽所(さんぽうがくしょ、がくそ)のひとつ南都方(なんとがた)の楽人が拠点とした神社で、神主も楽人が勤めていました。ここでは楽人による舞楽(ぶがく)奉納を中心とする祭りが行われてきました。
 この拝殿は舞楽を上演するための舞台で、表門両側の東西廊で奏楽を行い、そこから左方(さほう)と右方(うほう)の舞人(まいびと)が出て拝殿で舞いを行いました。建築年代は明らかではありませんが、少なくとも18世紀には現況のような建物が建てられていたと考えられます。
 古来、雅楽伝承の中心地のひとつであった奈良に残る舞楽上演のための舞台として貴重なものです。

氷室神社舞殿(拝殿)

 
件名 氷室神社舞殿(拝殿)
かな ひむろじんじゃぶでん はいでん
数量 1棟
指定(分類) 奈良市指定文化財(有形民俗文化財)
指定日 平成13年3月1日
所在(有) 奈良市春日野町159 氷室神社
小学校区 鼓阪
形状等 桁行2間 梁間1間 1重 入母屋造 妻入 桟瓦葺
備考 江戸時代