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水越神社社叢

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 水越神社の社叢は海抜約260mに位置し、この地域、海抜高での極相であるシラカシ林を形成しています。森林はシラカシ、ツクバネガシ、アラカシ、サカキ、タブノキ、シロダモ、ヤブツバキなどの照葉樹で構成されています。森林中の最大巨樹は目通り2.20mのシラカシで、充分に発達した森林であることを示しています。
 また、社殿の周辺のスギの巨樹は、樹高が40mもあって、背後の社叢に融和し、他に見られない林相を形成しています。奈良市には稀にみる学術的価値が高い社叢です。

 
件名 水越神社社叢
かな みずこしじんじゃしゃそう
指定(分類) 奈良市指定文化財(天然記念物)
指定日 昭和60年3月7日
所在地 奈良市邑地町3168
所有者 水越神社
小学校区 柳生