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松本家住宅

更新日:2021年6月1日更新 印刷ページ表示

 松本家住宅は、建築時の史料(願書・板絵図)により、文久3年(1863)に建てられたことがわかります。
 大規模で上質な大和棟(やまとむね)の建物で、近世末の庄屋層の民家の姿をよく伝えており、奈良市東部地域を代表する民家として貴重です。
 また、この建物では明治6年(1873)頃から大正頃まで郵便事務が行われました。現在も窓口とカウンターが残り、近代郵便制度草創期の郵便取扱所(明治8年郵便局と改称)の様子を伝えている点でも、貴重な建物といえます。

松本家住宅の画像
松本家住宅

 
件名 松本家住宅 附 願書1枚 板絵図1枚
かな まつもとけじゅうたく
数量 1棟
指定(分類) 奈良市指定文化財(建造物)
指定日 平成14年3月4日
所在地 奈良市茗荷町
所有者 個人
小学校区 田原
構造形式 桁行20.8m、梁間9.4m、切妻造段違、茅(背面銅板)及び桟瓦葺、四面庇付、桟瓦葺
時代 江戸時代 文久3年(1863)[願書・板絵図]