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春日大社四脚門

更新日:2019年4月1日更新 印刷ページ表示

 四脚門の正規の構造手法からなり、控柱(ひかえばしら)の面も大きく、垂木(たるき)に反り増しがあることなどから、17世紀前半の建立とみられます。一部に後補材があるものの、当初の形式をよく残し、板蟇股(いたかえるまた)等の細部意匠も優れています。奈良における近世初期の四脚門の好例として価値が高いものです。
 また、この門は、春日社に所在した興福寺参籠所(屋)のひとつ「上ノ屋(かみのや)」の門を、明治時代に、桂昌殿とその背後の増築建物との正門として移築したと伝えているほか、「安居屋(あんごや)」の勅額門(ちょくがくもん)であった可能性もあります。屋の遺構としては、他に重要文化財旧春日大社板倉(円窓)が知られるのみです。神仏分離によってそのほとんどが破却された屋の遺構として貴重です。

春日大社四脚門

  • 件名 春日大社四脚門
    附 土塀 2棟
  • かな かすがたいしゃしきゃくもん
  • 数量 1棟
  • 指定(分類) 奈良市指定文化財(建造物)
  • 指定日 平成13年3月1日
  • 所在地 奈良市春日野町160
  • 所有者 春日大社
  • 小学校区 鼓阪
  • 構造形式 四脚門、切妻造、檜皮葺
  • 年代 江戸時代 17世紀前半

※ 桂昌殿の西側にあります ※