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八幡神社は、9世紀に宇佐八幡を勧請(かんじょう)して大安寺の鎮守としたことに始まると伝えられています。中門(ちゅうもん)は規模の大きな四脚門で、室町時代後期の建物です。永正元年(1504)の火災後まもなく建てられたものが、江戸時代初めの改造により、現在の姿になったと考えられ、もとは両脇の翼廊は中門に直接つながっていたとみられます。屋根は近年新しくされているものの、木鼻(きばな)や蟇股(かえるまた)には中世の特徴がよく表れており、奈良市の神社における中世の四脚門として貴重な建物です。
八幡神社中門
件名 | 八幡神社中門 付 翼廊2棟 |
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かな | はちまんじんじゃちゅうもん |
数量 | 1棟 |
指定(分類) | 奈良市指定文化財(建造物) |
指定日 | 平成6年3月2日 |
所在地 | 奈良市東九条町1316 |
所有地 | 八幡神社 |
小学校区 | 大安寺 |
構造形式 | 桁行1間、梁間2間、四脚門、切妻造、本瓦葺 |
年代 | 室町時代(16世紀)、江戸時代(17世紀前期)に改造 |