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修理に携わった専門家の解説付き!
昨年度に修理を行った登り窯の見学や、窯元体験(窯のあぶり体験)ができます!
好評のうちに開催を終えました!誠にありがとうございます。
講座当日の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください!
まずは赤膚山元窯の古瀬堯三さんのお話からスタート!
赤膚焼と窯元の仕事について、実際の仕事場や窯を見ながらの解説です。
次に、講師の丸田勉先生から窯についての解説です。
登り窯の立地や形状、素材などについて、興味深いお話でした。
続いては、窯元体験です!
今回は、「あぶり」という作業の体験です。
あぶりとは、修理した窯を乾燥させるために、窯の内部で火を焚く作業です。
前日から、職人さんによるあぶり作業が始まっており、
講座の体験が始まるころには、窯の内部の温度は約500℃になっていました。
窯の正面にある焚口からは、メラメラと燃える炎が見えます。
焚口から、窯の内部に薪をくべます。
参加者のみなさんは、体験前は緊張の面持ちでしたが、体験後は楽しかった!と笑顔でした。
今回は窯の中に作品は入っていませんでしたが、
「大切な作品を焼き上げる!」という気持ちで、一本一本薪をくべました。
窯の側面からも、内部で燃えるところがみえます。
他にも窯の後ろの様子や、ほんのり蒸気が出ているところなど、
観察ポイントがたくさんありました。
普段はあまりできない窯元の仕事を体験する貴重な機会となりました。
ご参加のみなさま、おつかれさまでした。
日時 |
平成31年2月17日(日曜日) (1)9時00分~12時00分 |
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内容 |
窯元体験について
※講座当日は、火の近くでの作業になります。 |
講師 |
赤膚山元窯保存会 会長 古瀬堯三氏 |
場所 |
赤膚山元窯 奈良市赤膚町1049
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定員 |
(1)(2)の各回、小学生以上で奈良市在住の方15人(在勤・在学も可)
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費用 |
2000円(材料費、薪1束分。希望者は、薪1束2000円で追加できます) |
申込 |
往復はがき(額面124円)・Fax・Eメールで、講座名、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話・Fax番号、希望の時間をご記入のうえ、文化財課にお申し込みください。 〈締切〉 〈申込先〉 ※1つの申込みにつき、4人まで申し込めます。 |
抽選結果 |
参加の可否は、2月12日(火曜日)までに申込みと同じ方法(はがき・Fax・Eメール)でお知らせします(はがきは同日までに投函します)。 ※迷惑メール防止設定によっては、当課からのメールを受信できない場合があります。受信できたかどうかは当課では確認できませんので、あらかじめ上記のメールを受信できるよう設定変更をお願いします。なお、設定変更方法についてのお問い合わせにはお答えできません。 |
備考 |
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