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旧最勝院玄関、表門及び塀重門

更新日:2021年6月1日更新 印刷ページ表示

 大きな勢力を誇った興福寺には、僧侶の暮らす子院が数多くありました。明治初年の廃仏毀釈でそれらがすべて廃絶し多くの建物が失われた中、旧最勝院の建物は、興福寺子院の数少ない現存遺構として貴重です。
 玄関は昭和初期に改造されていますが、当初材はよく残っています。興福寺子院の建物が近代の和風住宅として巧みに改修され現代まで受け継がれてきた歴史を伝えている点も評価できます。

旧最勝院玄関の画像
旧最勝院玄関

旧最勝院玄関の画像
旧最勝院表門

かつての前庭の写真
表門から見たかつての前庭の様子。左手に玄関が見える。
正面は平成12年(2000)に撤去された庫裏。

 
件名 旧最勝院玄関、表門及び塀重門
附 棟札1枚 土塀4棟 石段1所 石敷1所 旧喜多家土蔵1棟
かな きゅうさいしょういんげんかん、おもてもんおよびへいじゅうもん
数量 3棟
指定(分類) 奈良市指定文化財(建造物)
指定日 平成13年7月6日
所在 奈良市高畑町1200-1
所有者 奈良市
小学校区 飛鳥
構造形式 玄関:桁行9.0m、梁間7.0m、一重、入母屋造、妻入、正面軒唐破風付、桟瓦葺、正面檜皮葺、北面下屋 東西5.2m、南北3.2m、桟瓦葺
表門:一間薬医門、切妻造、本瓦葺
塀重門:棟門、切妻造、本瓦葺、左右土塀附属
年代 玄関:江戸時代中期
表門:江戸時代 寛文4年(1664)[棟札・棟木銘]
塀重門:江戸時代中期