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修理に携わった専門家の解説付き!
修理したての登り窯の見学、釉薬(ゆうやく)の主原料・わら灰づくり体験ができます!
好評のうちに開催を終えました!誠にありがとうございます。
講座当日の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください!
まず、赤膚山元窯保存会の古瀬堯三氏による赤膚山元窯についてのお話からスタートです!
次に、登り窯の修理について、修理に携わった丸田勉氏から解説。
修理でわかったことや、苦労したことなどをお話しいただきました。
修理をするにあたっては、修理前の状態を記録として残すため、3D測量も行われました。
その3D測量をされた田中朋彦氏に、実際に3Dモデルを動かしながら解説していただきました。
そして 修理が終わった大型窯の見学!
登り窯の中をのぞいて、その大きさや造り、質感を実感します。
ここでも丸田氏から解説していただきました。修理現場では、日々様々な工夫と試行錯誤があったようです。
敷地内の見学では、裏山や、大中小3つの登り窯、工房、水簸(すいひ)場などを見てまわりました。
登り窯を見学した後は、釉薬(ゆうやく)のもとになるわら灰づくりを体験します。
はじめは小さな火から 少しずつわらを足していき、大きな火になっていきます。
わらを燃やしている周辺はとても熱く、わらを近くに持っていくのにも少しためらいます。
わらが燃えて黒くなると、水をかけて火を消します。
赤膚焼を作るには、こんな大変な作業も必要なのですね…。
火が消えたら、わらをバケツに入れて踏んでいきます。
今回作ったわら灰は、これから様々な工程を経て、数年後にようやく釉薬として完成します。
講座の体験はここまで!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
日時 |
平成30年2月25日(日曜日)13時00分~16時30分 |
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内容 |
わら灰づくり体験について
※講座当日は、火を扱います。 |
講師 |
赤膚山元窯保存会 会長 古瀬堯三氏 |
場所 |
赤膚山元窯 奈良市赤膚町1049
赤膚山元窯 古瀬堯三<外部リンク>HP(新規ウィンドウを開きます) |
定員 |
奈良市在住の方20人(在勤・在学も可)
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費用 |
600円 |
申込 |
往復はがき(額面124円)・Fax・Eメールで、講座名、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話・Fax番号をご記入のうえ、文化財課にお申し込みください。 〈締切〉 〈申込先〉 ※1つの申込みにつき、4人まで申し込めます。 |
抽選結果 |
参加の可否は、2月20日(火曜日)までに申込みと同じ方法(はがき・Fax・Eメール)でお知らせします(はがきは同日までに投函します)。 ※迷惑メール防止設定によっては、当課からのメールを受信できない場合があります。受信できたかどうかは当課では確認できませんので、あらかじめ上記のメールを受信できるよう設定変更をお願いします。なお、設定変更方法についてのお問い合わせにはお答えできません。 |
備考 |
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