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奈良市教育委員会では、市内から出土した埋蔵文化財(出土品)の実物を各時代から選び、その解説書とともに、学校に貸し出す事業を行っています。
社会科学習、郷土を知る学習の補助教材として、ぜひご利用ください。
奈良市内に所在する小・中学校および奈良市立一条高等学校が行う授業などの教育的活動
1キット1週間
複数のキットの同時貸し出しは、当面の間ご遠慮ください。
縄文土器と弥生土器のセットです。縄文と弥生の違いを実物の土器から学べます。
奈良市最古の縄文早期の土器片と、弥生時代中期の壷形土器です。
打製石器と磨製石器の違い、狩猟具としての縄文時代の鏃と武器としての弥生時代の鏃の違いを実物から学べます。
教科書に必ず載っている弥生時代の石包丁をセットしました。
古墳といえば埴輪、古墳に並べられた埴輪と、古墳時代の渡来技術を学ぶ須恵器のセットです。
新たな技術でつくられた須恵器の質を、じかに触れて確かめてみましょう。
奈良の都、平城京で使われた土器の食器セットです。
外来の金属器を模倣した形と規格性をもつ土器からは奈良時代の都人の生活がうかがえます。食膳復原写真パネル・復元折敷付き
奈良の都の屋根瓦(大安寺所用の軒丸・軒平・丸瓦・平瓦)です。
瓦の文様から国際色豊かな天平文化を学ぶことができます。
瓦の重さは、実際に持ってみないとわかりません!
奈良時代の律令制度を支えた「文字」について、出土した硯と、墨で文字が書かれた墨書土器から学べます。また、貨幣経済について、本物の和同開珎から学ぶことができます。
事前に奈良市埋蔵文化財調査センター(電話:0742-33-1821・1822)に予約状況をご確認ください。貸出は予約順とします。
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