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平城京朱雀大路跡

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 朱雀大路(すざくおおじ)は、奈良の都平城京(710~784年)のメインストリートです。南北約3.7km、路面幅約70mの規模で、都の正門である羅城門から平城宮の南正門の朱雀門までを一直線に結ぶ大路でした。現在、平城宮跡から大宮通りまでの南北約220m(幅約90m)の範囲が国の史跡に指定されています。

大路の名は、天皇の住まいのある平城宮の南正面に位置する道路であることから、「朱雀門」と同じく、東西南北の四方向を守る四神(玄武・白虎・朱雀・青龍)の中で、南を守るとされる神「朱雀」から付けられました。この朱雀大路を基準に、碁盤の目に区切られた平城京の都市が計画されました。大路の東側を左京、西側を右京と呼んでいます。
朱雀門前の大路では、元日には儀式のために騎兵が整列し、また歌垣、雨乞いなどの行事も行われていたことが記録に残っています。
また、羅城門で出迎えた外国の使節を、この朱雀大路を通り、平城宮へと案内するため、朱雀大路は都の大路の中で最も大きく立派に造られていました。広い道路の両側には街路樹として柳が植えられ、広い道路の側溝と高く築かれた築地塀(坊垣)が延々と続く荘厳な景観は、奈良の都の象徴でした。

平城京朱雀大路跡
(史跡整備後撮影)

 
件名 平城京朱雀大路跡
かな へいじょうきょうすざくおおじあと
指定 史跡
指定日 昭和59年5月7日
所在地 奈良市二条大路南三丁目・南四丁目・三条大路三丁目
小学校区 都跡

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