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好評のうちに開催を終えました!誠にありがとうございます。
講座当日の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください!
講座開始前は雨がぱらついていましたが、開始する頃には雨が上がり一安心。
まずは赤膚山元窯に集合して、大亀谷国有林へ出発です!
講師の坂本豊さんの案内で、大亀谷国有林へ。
大亀谷国有林は、地元の方のボランティア活動により、遊歩道や広場などが整備されています。
国有林の中は静かで、鳥の声が響いていました。
樹木や植物を眺めたり、どんぐりを見つけたり、気になった植物の写真を撮ったり…。
思い思いに散策を楽しみます。
講師の坂本さんからは、4年ほど前には森の中を歩けるような状況ではなかったこと、
それを自分たちの手で散策できるように整備したことなど、お話がありました。
時代に応じて周辺環境が変わっていく中、赤膚町に変わらず残る「自然」を、体感していただけたでしょうか?
次は赤膚山に残る「文化」、赤膚山元窯の見学です。
案内は、赤膚山元窯保存会の古瀬堯三さん。
登録有形文化財の大型窯の前からスタートです。
赤膚山元窯の歴史、窯の種類や、これまでの修理のことなどを解説していただきました。
大型窯のほかにも、中型窯、小型窯の3つの窯が並んでいる赤膚山元窯。
時代の変化に応じて窯が小型化していったことが、目で見てわかります。
実際に赤膚焼を作っている工房では、職人さんのお話を聞くことができました。
赤膚焼の製造過程に興味津々です。
最後に、赤膚山元窯の建物の2階を見学。ここは丸太でできたトラス(洋小屋)が見所です。
普段の生活では忘れがちですが、自然と文化はいつも私たちの身近にあるもの。
身の回りにある自然と文化を見つけて、大切にしていきたいですね。
ご参加のみなさま、おつかれさまでした。
講座の終了後、赤膚山元窯保存会の主催で、「土玉作りワークショップ」も開催されました!
赤膚山の土を使って、土玉をつくる体験です。
粘土を練ったり、丸めたり、色を付けたり…。
アート?芸術?土玉とは一体何なんだろう?という疑問はさておき、
土を触って何かを作る、という体験は、年齢関係なく楽しいものですね。
ご参加のみなさん、おつかれさまでした!
住宅地が広がる中、かつての地域の姿をとどめる国有林と窯元を訪ねます!
奈良市赤膚町に息づく自然と文化を体感してみませんか?
令和4年12月4日(日曜日)午後1時30分~午後3時
地域の歴史と、それを育んできた環境を知ることで、私たちが暮らす現代の奈良のまちについて理解を深める機会とします。
集合:赤膚山元窯 奈良市赤膚町1049
赤膚山元窯 古瀬堯三 HP<外部リンク>
赤膚山元窯保存会 Facebook<外部リンク>
無料
20人(申し込み多数の場合は抽選)
1.文化財講座お申し込みフォーム
2.往復はがき
3.FAX
4.メール
講座名(例:自然と文化探訪-大亀谷国有林×赤膚山元窯-)、参加者全員の住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、FAX番号(FAXでお申し込みの場合のみ)、土玉作りワークショップへの参加希望の有無。
※申し込み後に受講ができなくなったときは、お早めにお電話等で文化財課にご連絡ください。
令和4年11月20日(日曜日)必着
※申し込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました!
参加の可否は、申し込み締め切り後に、申し込みと同じ方法(はがき・FAX・メール)でお知らせします。11月24日(木曜日)に投函・送信予定です。
文化財講座お申し込みフォームからお申し込みの場合は、メールでお知らせします。
※迷惑メール防止設定によっては、当課からのメールを受信できない場合があります。受信できたかどうかは当課では確認できませんので、あらかじめ上記のメールを受信できるよう設定変更をお願いします。なお、設定変更方法についてのお問い合わせにはお答えできません。