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田村青芳園茶舗店舗兼主屋

更新日:2022年8月4日更新 印刷ページ表示

 田村家は、江戸時代から近代にかけて宿屋を営んでいました。この町家も、江戸後期に宿屋として建てられたものです。
 表構えは、庇上部に虫籠窓(むしこまど)を設け、両側に袖卯建(そでうだつ)をつけます。内部は、南側を通り土間とし、北側の居室部分は総二階建てとなっています。江戸時代の町家で総二階とするのは珍しく、宿屋として建てられたためと考えられます。
 現在も通り土間が維持されるなど、伝統的な町家の姿をよく留め、江戸後期の奈良の宿屋建築を知る上でも貴重な建物です。

田村青芳園茶舗店舗兼主屋正面外観
田村青芳園茶舗店舗兼主屋 正面外観

 
件名 田村青芳園茶舗店舗兼主屋
かな たむらせいほうえんちゃほてんぽけんおもや
数量 1棟
登録(分類) 登録有形文化財(建造物)
登録日 平成24年8月13日
所在地 奈良市勝南院町
所有者 個人
小学校区 椿井
構造形式 木造2階建、瓦葺、建築面積126平方メートル
年代 江戸後期/昭和中期・昭和後期・平成元年改修