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坂本家住宅主屋

更新日:2021年10月8日更新 印刷ページ表示

 猿沢池の南の南北道路に西面して建つこの町家では、代々古着商が営まれてきました。嘉永七年(安政元年、1854)の地震の後に建てられたと伝えられており、敷地南側には地震の備えとして間口1間の空地を設けています。
 正面に出格子、格子戸、出格子窓を構え、庇上のつしと呼ばれる部分は壁で、両脇に袖卯建(そでうだつ)を付けています。建築当初は、揚げ店(あげみせ)や蔀(しとみ)、丸太格子(奈良格子)などによる古式の表構えでしたが、戦後に商売をやめた後、現状の姿に改修されました。
 つしが低い点は年代の古さを示しており、戦後に改修にされた表構えも含めて、奈良の伝統的な町家の姿をよく留めています。

 

坂本家住宅主屋正面外観
坂本家住宅主屋 外観

 
件名 坂本家住宅主屋
かな さかもとけじゅうたくおもや
数量 1棟
登録(分類) 登録有形文化財(建造物)
登録日 平成22年4月28日
所在地 奈良市勝南院町
所有者 個人
小学校区 椿井
構造形式 木造平屋建、瓦葺、建築面積73平方メートル
年代 江戸末期/昭和中期・平成18年改修