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国内初!ユニセフ「子どもにやさしいまちづくり」実践自治体に選出

更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

令和3年12月に奈良市は国内初の「ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)実践自治体」として承認されました。

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奈良市は、ユニセフ(国連児童基金)が1996年から世界各国で取り組む「子どもにやさしいまちづくり事業」(CFCI=Child Friendly Cities and Communities Initiative)で、国内初の実践自治体に選ばれました。

令和3年12月17日には、日本ユニセフ協会と「ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)実践自治体覚書」を締結し、仲川市長が覚書に署名しました。

  ユニセフ覚書 覚書

今回の承認は「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」の制定や、毎年開催している「奈良市子ども会議」など、本市のこれまでの取組みが、日本ユニセフ協会の推奨する「子どもにやさしいまちづくり」を実践している自治体であると評価されたものです。

奈良市では「すべての子どもが今を幸せに生き、夢と希望を持って成長することができるまち」を目指し、今後もCFCIの取り組みを継続・発展させ、子どもにやさしいまちづくりを推進していきます。

 ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)とは

子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)とは、子どもの権利条約に明記されている子どもの権利を実現することに市町村が積極的に取り組むユニセフが提唱する世界的な活動です。

各自治体が取り組むべき活動を「子どもにやさしいまちを作る9つの基本構造(構成要素)」として定義したもので、令和3年3月時点で、開発途上国、先進国合わせて58カ国・5,676の自治体やコミュニティで展開されています。

各自治体の「子どもにやさしいまちづくり」に対する現在の取り組み状況を評価し、評価結果に対して継続的なPDCAサイクルを回すことで、「子どもにやさしいまちづくり」に向けた継続的な取り組みにつなげることを目的としています。

 cfci©日本ユニセフ協会/2021

日本での運用開始にあたっては、日本ユニセフ協会CFCI委員会が、ユニセフ本部が規定するCFCIの構成要素とチェックリストを参考に「ユニセフ日本型子どもにやさしいまち(CFC)モデル」を作成し、奈良市を含む5つの検証自治体が、平成30年10月から2年間の検証作業を実施しました。

その後、検証結果を踏まえ令和3年6月に「ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業」が開始されました。

 子どもにやさしいまちフォーラム

 <詳しくはこちら>日本ユニセフ子どもにやさしいまちづくり事業(外部リンク)<外部リンク>

ユニセフ「日本型CFCモデル検証作業」奈良市完了報告(令和3年2月16日)

令和3年2月16日、オンラインフォーラム「ユニセフ日本型CFCモデル検証作業完了報告及び今後の展望」が開催されました。本フォーラムにおいて、仲川市長より奈良市における2年間の検証作業での取り組みや、奈良市子ども会議の取り組みについて報告を行いました。
 ユニセフ日本型CFCモデル検証作業完了報告及び今後の展望 ユニセフ日本型CFCモデル検証作業完了報告及び今後の展望_仲川市長
©日本ユニセフ協会/2021
 <詳しくはこちら>

オンラインフォーラム「コロナ禍長期化において 子どもの健全な育成環境と子どもにやさしいまちづくり」(令和4年6月30日)

令和4年6月30日、オンラインフォーラム「コロナ禍長期化において 子どもの健全な育成環境と子どもにやさしいまちづくり」が開催されました。本フォーラムでは、コロナ禍における奈良市の取組として、令和4年4月より開設された子どもセンターの対応状況やフードバンク事業の取組について、仲川市長より報告を行いました。

スクリーンショット   フォーラムの様子
​©日本ユニセフ協会/2022

<詳しくはこちら>
オンラインフォーラム開催報告「コロナ禍長期化において 子どもの健全な育成環境と子どもにやさしいまちづくり」(2022年6月30日開催)<外部リンク>

ユニセフ日本型CFCI(子どもにやさしいまちづくり事業)チェックリストによる令和5年度評価の実施

令和6年1月に、ユニセフ日本型CFCIチェックリスト※に基づき、令和5年度評価を実施しました。評価結果は下図のとおりです。
令和5年度の評価結果としては、全体的に◎、〇の割合が98%と、概ねすべての項目が整備できていると評価しました。
「8.子どもの人権の広報」では、市内在住の6~18歳の子どもを対象に、子どもの権利に関するアンケートを実施し、子どもの権利や既存の相談窓口の認知度、悩みや必要とする支援等について、意見聴取を行う等、新たな取組を行ったため、◎、〇の割合が令和4年度では80%でしたが、令和5年度には100%に達しました。
今後も引き続き、チェックリストをもとに子どもにやさしいまちづくり事業評価を定期的に行います。

令和5年度CFCIチェックリスト
※CFCIチェックリストとは、日本ユニセフが提示する基準に沿って、自治体のCFCIの取り組みを評価するためのものです。「子どもにやさしいまちづくり」のために必要な要素である、ユニセフが世界で適用している9つの項目と、奈良市独自の項目をあわせた全10項目で構成されています。

奈良市の子どもにやさしいまちづくり

奈良市子どもにやさしいまちづくり条例

「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」は奈良市の子どもたちが今を幸せに生きることができ、将来に夢と希望をもって成長していけるよう、子ども参加によって大人とともにまちづくりを進めることを目的にとして、平成27年4月に施行しました。条例の名称にはCFCIで提唱されている「子どもにやさしいまち」を取り入れています。

   子どもにやさしいまちづくり条例パンフレット
 <詳しくはこちら>奈良市子どもにやさしいまちづくり条例

また、たくさんの子どもたちの声を得てできたこの条例を理念のみで終わらせないため、条例の理念である「すべての子どもが今を幸せに生き、夢と希望を持って成長するこができるまち なら」を、子ども・子育て支援法第61に基づき策定した「奈良市子ども・子育て支援事業計画(第二期:令和2年~令和6年度)」の基本理念とし、様々な取り組みを行っています。

 計画書 基本理念

 <詳しくはこちら>第二期奈良市子ども・子育て支援事業計画

奈良市子ども会議

「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」第12条に基づき「奈良市子ども会議」を設置し、子どもにやさしいまちづくりや子どもに関する施策について、子どもたちの意見表明や市政へ参画を支援しています。

 子ども会議2 子ども会議 

 <詳しくはこちら>奈良市子ども会議

関連情報

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