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障がいのある方の雇用をお考えの企業・法人の皆様へ
障がいのある方の就労支援について
障がいのある方が地域で自立した生活を送るうえで、その力を最大限発揮し、就労することは極めて大切なことです。
就労は、単に収入を得ることだけではなく、社会参加、地域貢献を通じて生きがいを得て、自分の居場所を作っていくことに繋がります。
奈良市では平成30年度より、障害のある方がそれぞれの特性や能力に応じた多様な働き方を選択できるよう支援するとともに、働くことを通して社会参加し、自立した生活を行うことのできる社会を目指して、様々な施策に取り組んでいます。
奈良市の取り組み
障害者雇用スタートアップセミナー
「障害者の雇用って何から始めたら良いの?」「気軽に専門家に相談したい!」といった悩みを抱える企業様に向けた、障害者雇用の入門セミナーと個別相談会を実施しています。
毎年障害者雇用支援月間である9月に実施し、障害者特性等の基礎知識を学べる第1部と、採用までの流れや助成金制度等について学べる第2部の2部構成とし、障害者雇用に関して理解を深めていただきます。
ご予約いただいた企業様には1社あたり30分程度で個別相談会も実施致します。
【平成30年度】平成31年3月12日(13社13名参加)
【令和元年度】令和元年9月13日(23社27名参加)
令和2年2月7日 ※精神・発達障害者に特化した内容にて実施(21社25名参加+聴講4名)
【令和2年度】令和2年9月15日(14社15名参加)
【令和3年度】新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催中止
【令和4年度】令和4年9月13日(9社10名参加)
企業×障害者支援機関・支援事業所交流会
障害者の雇用及び就労を取り巻く状況の理解を深めていただくことを目的に、【障害者雇用に取り組む企業】×【企業の障害者雇用をサポートする機関】×【障害者の就職を支援する事業所】が一斉に集まる交流会を、実施しています。
障害者雇用に関心のある企業、障害者雇用における相談窓口機関、障害者就労支援事業所が一斉に集まる機会として、雇用・就労に向けた情報交換を行って頂く貴重な機会です。
企業の皆様の抱える障害者雇用に関する課題や悩みについて、行政・支援機関との課題の共有に努めるきっかけとするとともに、障害者雇用の経験豊富な企業による雇用事例の紹介や、参加者同士の意見交換等を通して、課題の解決の糸口を得て頂くことを目的としています。
毎年障害者週間である12月に実施し、第1部では、障害のある方を取り巻く支援機関や支援事業所などの役割について講義形式で学び、第2部ではグループワーク形式で一つのテーマに基づき、企業・支援機関・支援事業所それぞれの立場からの意見交換を行います。
【令和元年度】新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催中止
【令和2年度】令和2年12月8日(企業:10社12名 / 支援機関:14事業所14名)
【令和3年度】令和3年12月7日(企業:13社16名 / 支援機関:19事業所26名)
【令和4年度】令和4年12月8日(企業:9社10名 / 支援機関:18事業所26名)
※令和2年度の取組みはこちら
https://cms.city.nara.lg.jp/soshiki/109/96059.html
※令和3年度の取組みはこちら
https://cms.city.nara.lg.jp/soshiki/109/132370.html
※令和4年度の取組みはこちら
https://cms.city.nara.lg.jp/soshiki/109/163836.html
実習マッチング事業
自立した自分らしい生活を送るために、意欲をもって就労に向けた訓練を行っている障がいのある人が大勢います。しかし、障がいのある人の雇用状況は依然として厳しい状況にあります。
当市では障害のある方の就労を支援するため、障害のある方を実習生として受入れ、職場体験をさせていただける企業様とのマッチングを行い、実習及び就職に繋がる支援を行っています。
【令和2年度】1名(うち就労に結び付いた件数…1名)
【令和3年度】8名(うち就労に結び付いた件数…1名)
【令和4年度】8名(うち就労に結び付いた件数…3名)
企業職場体験実習の受入のお願い
障がい者の「働きたい」を応援してください
障がいのある人を雇用するにあたって、どのような準備をしたらよいかわからない、という声がよく聞かれます。まずは、職場体験を受け入れることから始めてみませんか。職場体験を受け入れると、面接だけでは伝わらない障がいの特性や特徴を知ることができ、ミスマッチを減らすことができます。また、将来の雇用に向けた人材発掘のチャンスとして活用できます。
また、助成金制度など様々な支援策を活用できる場合もあります。
まずは、奈良市産業政策課まで、お問い合わせください。