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奈良市では、令和元年7月30日(火曜日)午前11時45分から、奈良市役所第1研修室で、奈良市立一条高等学校講堂改築その他工事において、宇陀市から奈良市へ講堂床部分に使用するフローリング材の寄附を目的とした協定を締結します。
協定の締結にあたり、下記のとおり締結式を開催します。
令和元年7月30日(火曜日) 午前11時45分~
奈良市役所 第1研修室(中央棟6階)
奈良市 仲川 げん
宇陀市 高見 省次
隈 研吾 氏(一条高等学校講堂設計者)
一条高等学校の講堂については、国の耐震基準を下回り、老朽化が進んでいたため、同校の70周年記念事業として講堂の建替えを進めているところで、令和2年度中の供用開始を予定している。
そのような中、新講堂の床に使用するフローリング材について、宇陀市産圧密圧貼フローリングのPRを図るため寄附を行いたい旨、宇陀市から申し出があり、当該寄附を受領することとなった。
一条高等学校の新講堂の床等に使用する木材については、プレス圧縮強化加工により通常よりも強度の高い宇陀市産木材を使用する。
宇陀市産圧密圧貼フローリング
厚さ15mm(3mm+12mm)×幅90mm×長さ895mm
圧密杉板60%圧縮材3mm
宇陀市産針葉樹合板12mm
約485.1平方メートル分
一条高等学校において、「一条高等学校新講堂建設実行委員会」を組織し、同委員会が隈研吾建築都市設計事務所に新講堂の設計業務を依頼された。
新講堂のコンセプトについては、同校のシンボルである「一条丸」の舳先(へさき)をイメージした未来を創造する70周年メモリアルモニュメントとして、創造性を育み、発信を行う殿堂とし、更なる一条高等学校の発展につながる建築として期待を寄せている。
【リリース資料】奈良市と宇陀市との木材の寄附に関する協定締結について[PDFファイル/910KB]
教育部 教育総務課
電話:0742-34-4761