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奈良市では、40歳から74歳の国民健康保険加入の全世帯において、奈良市国民健康保険特定健康診査の受診料の無料化を実施します。
「国民健康保険特定健康診査」は生活習慣病を中心とした疾病予防を重視することにより、健康と長寿を確保しつつ、医療費の伸びを抑制し、適正化を図るため、平成20年度から行っており、開始から10年が経ちました。
しかし、近年の受診率は28~29%台と低下しております。
特に、40歳から74歳では、生活習慣病の発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる人と予備群と考えられる人を合わせた割合は、男性では2人に1人、女性では5人に1人の割合に達しております。
奈良市では若い時からの生活習慣を見直し、改善することで、その予防、重症化や合併症を避けることに繋がるよう、40歳から74歳の国民健康保険加入世帯について、これまで受診料が無料の非課税世帯に加え、課税世帯一人500円の自己負担額をなくし、令和元年7月から課税世帯の無料化を実施します。
この取り組みは、奈良県12市初で実施します。
糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化の予防のために実施している「特定健康診査」について、受診料を無料化することにより、より多くの方に受診していただき、生活習慣の振り返りや健康づくりについて考えていただく機会を提供する。
令和元年7月1日(月曜日)~令和2年1月31日(金曜日)
特定健康診査実施の約700医療機関
(市内約210機関、県内他市町村約450機関、三重県伊賀市約40機関)
都祁では夏と秋に、月ヶ瀬では秋に2~3日集団検診を実施
糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した「特定健康診査」を実施しています。
40歳から74歳までの国民健康保険の被保険者は1年に1回受診できます。
250,423千円 (うち、40~74歳課税世帯無料分180,304千円)
年度 | 被保険者自己負担額 | 受診率 全体(40~74歳) |
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非課税世帯 | 課税世帯 | ||
平成20年 | 1,000円 | 2,000円 | 27.0% |
平成21年 | 1,000円 | 2,000円 | 24.5% |
平成22年 | 1,000円 | 2,000円 | 24.0% |
平成23年 | 無料 | 1,000円 | 25.0% |
平成24年 | 無料 | 1,000円 | 27.9% |
平成25年 | 無料 | 500円 | 28.6% |
平成26年 | 無料 | 500円 | 29.7% |
平成27年 | 無料 | 500円 | 30.2% |
平成28年 | 無料 | 500円 | 29.4% |
平成29年 | 無料 | 500円 | 29.7% |
平成30年 | 無料 | 500円 | 30.6%(暫定) |
令和元年 | 無料 | 無料 | 35.0%(目標) |
中核市54市中42市無料
奈良市は特定健康診査受診率43位、県内12市はすべて有料
大和高田市と奈良市が無料
40歳までの健診 実施なし