ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報活動 > 報道発表(プレスリリース) > 報道・プレスリリース > 「奈良市国民健康保険特定健康診査」の受診料の無料化について(令和元年6月28日発表)

本文

「奈良市国民健康保険特定健康診査」の受診料の無料化について(令和元年6月28日発表)

更新日:2019年6月28日更新 印刷ページ表示

奈良市では、40歳から74歳の国民健康保険加入の全世帯において、奈良市国民健康保険特定健康診査の受診料の無料化を実施します。

「国民健康保険特定健康診査」は生活習慣病を中心とした疾病予防を重視することにより、健康と長寿を確保しつつ、医療費の伸びを抑制し、適正化を図るため、平成20年度から行っており、開始から10年が経ちました。

しかし、近年の受診率は28~29%台と低下しております。
特に、40歳から74歳では、生活習慣病の発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる人と予備群と考えられる人を合わせた割合は、男性では2人に1人、女性では5人に1人の割合に達しております。

奈良市では若い時からの生活習慣を見直し、改善することで、その予防、重症化や合併症を避けることに繋がるよう、40歳から74歳の国民健康保険加入世帯について、これまで受診料が無料の非課税世帯に加え、課税世帯一人500円の自己負担額をなくし、令和元年7月から課税世帯の無料化を実施します。

この取り組みは、奈良県12市初で実施します。

トピックス

  • 令和元年度の国民健康保険被保険者は77,686人。(6月1日現在)
  • 今年度無料実施の対象者の40から74歳までの方は、59,965人、非課税世帯は18,670人(31.1%)、課税世帯は41,295人(68.9%)(6月1日現在)
  • 令和5年度には、第3期奈良市国民健康保険特定健康診査等実施計画で定めた、受診率40%をめざします。

1 目的

糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化の予防のために実施している「特定健康診査」について、受診料を無料化することにより、より多くの方に受診していただき、生活習慣の振り返りや健康づくりについて考えていただく機会を提供する。

2 受診期間

令和元年7月1日(月曜日)~令和2年1月31日(金曜日)

3 実施場所

特定健康診査実施の約700医療機関
(市内約210機関、県内他市町村約450機関、三重県伊賀市約40機関)

都祁では夏と秋に、月ヶ瀬では秋に2~3日集団検診を実施

4 受診内容

糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した「特定健康診査」を実施しています。
40歳から74歳までの国民健康保険の被保険者は1年に1回受診できます。

5 受診方法

  1. 該当者には奈良市検診パスポート(封書)を送付(6月21日)
  2. 各自申込
  3. 申込医療機関で受診

6 予算

250,423千円 (うち、40~74歳課税世帯無料分180,304千円)

7 これまでの取組

年度 被保険者自己負担額 受診率
全体(40~74歳)
非課税世帯 課税世帯
平成20年 1,000円 2,000円 27.0%
平成21年 1,000円 2,000円 24.5%
平成22年 1,000円 2,000円 24.0%
平成23年 無料 1,000円 25.0%
平成24年 無料 1,000円 27.9%
平成25年 無料 500円 28.6%
平成26年 無料 500円 29.7%
平成27年 無料 500円 30.2%
平成28年 無料 500円 29.4%
平成29年 無料 500円 29.7%
平成30年 無料 500円 30.6%(暫定)
令和元年 無料 無料 35.0%(目標)

8 他市の状況

平成30年度

中核市54市中42市無料

奈良市は特定健康診査受診率43位、県内12市はすべて有料

令和元年度から

大和高田市と奈良市が無料

9 その他

40歳までの健診 実施なし

ダウンロード

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)