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奈良市は、市内観光地等における混雑状況の把握のため、公益社団法人奈良市観光協会に委託し、観光客の域内移動等についての計測を12月1日から開始します。
本市では、「withコロナ」の周遊観光を推進するため、非接触型観光案内の整備に着手しており、その一環として「混雑状況可視化」を進めています。本事業は、通行人が保有するスマートフォン等のモバイル機器が発するWi-Fi信号(パケット)を、市内各所に設置する「Wi-Fiパケットセンサー」で受信し、地点ごとの人の流れを計測することで混雑状況を把握し、可視化した情報をデジタルサイネージ等において提供するものです。混雑を避けた行動を観光客に促せるよう、今年度中に整備する見込みですが、それに向けてセンサーの動作確認等のため、まず試験的に計測を開始します。
なお、計測によって得られたデータは、混雑状況の可視化に使用するほか、本市のさらなる観光振興と持続可能な観光地づくりを進めるため、分析の上、観光施策にも活用する予定です。
【リリース資料】市内観光地等における人流計測について [PDFファイル/316KB]
【添付資料】Wi-Fiパケットセンサー設置箇所 [PDFファイル/324KB]