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文化財建造物の登録の答申について(平成30年11月12日発表)

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

平成30年11月16日(木曜日)に、国の文化審議会において文化財建造物の新規登録について答申があり、その中に奈良市内の藤間家住宅主屋ほか1件が含まれました。

 この結果、後ほど行われる官報告示を経て、奈良市内の登録有形文化財(建造物)の総数は、103件となる予定です。

文化財建造物の登録の答申について(平成30年11月12日発表)の画像1文化財建造物の登録の答申について(平成30年11月12日発表)の画像2文化財建造物の登録の答申について(平成30年11月12日発表)の画像3文化財建造物の登録の答申について(平成30年11月12日発表)の画像4

※写真を使用する場合は「奈良市教育委員会提供」と明記してください。

藤間家住宅 主屋(とうまけじゅうたく しゅおく)

  • 所在地
    奈良市高畑町(ならしたかばたけちょう)
  • 建築年代
    江戸後期/江戸末期・明治期・昭和35年頃改修
  • 構造・形式・規模
    木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積158平方メートル
  • 登録基準
    二 造形の規範となっているもの

藤間家住宅 表門及び土塀(とうまけじゅうたく おもてもんおよびどべい)

  • 所在地
    奈良市高畑町(ならしたかばたけちょう)
  • 建築年代
    江戸後期/昭和35年頃改修
  • 構造・形式・規模
    • 表門:木造、瓦葺、間口1.7m
    • 土塀:土塀、瓦葺、総延長48m
  • 登録基準
    一 国土の歴史的景観に寄与しているもの

春日大社の南方に位置する高畑町にあり、旧柳生街道に面して南側に建ちます。
かつてこの辺りには、土塀で囲まれた屋敷に春日大社の神職たちが暮らしていました。
藤間家も明治まで春日大社の神職を代々務めていました。

主屋は、式台付きの玄関を構え、座敷を障壁画で飾り、繊細な装飾意匠の板欄間や釘隠しを用いるなど、社家(しゃけ)(※1)住宅としての格式を表わす造りです。
障壁画には「春日画所法橋琢眼筆(かすがえどころほっきょうたくがんひつ)」の落款(らっかん)があり、享保元年(1801年)以前に描かれたことがわかります。
建築年代は明らかではありませんが、装飾の意匠や障壁画の落款などから、18世紀後期と考えられます。

表門も主屋と同じ頃の建物とみられます。
小規模な薬医門で、簡素ながら社家住宅の正門にふさわしい端正な意匠です。
土塀とともに社家町であった高畑町の歴史的な町並みの形成に大きく寄与しています。

藤間家住宅は、この地域に残る唯一の社家住宅です。
18世紀に遡る古い形式をよく留めており、近世における社家住宅の発展や生活を知ることのできる極めて貴重な建物です。

※1 社家(しゃけ)

一般に神職を世襲する家を社家といいます。
春日大社では、特に上級神職を社家とし、その他の神職は神人(じにん)と呼ばれました。
藤間家は神人の家でした。

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【リリース資料】文化財建造物の登録の答申について[PDFファイル/1.4MB]

このページのお問い合わせ先

教育総務部 文化財課
電話番号:0742-34-5369

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