本日4月14日(火曜日)午後3時から「第2回奈良市新型コロナウイルス対策本部会議」を開催し下記のとおり協議しました。
第2回奈良市新型コロナウイルス対策本部会議
1 帰国者・接触者外来への受診者に対する移動支援の車両確保について
- 今後増加が見込まれる帰国者・接触者外来へ受診する方の搬送用として、市有の公用車に感染予防対策をして、消防局職員2名で対応する。
2 学校園の休業期間延長について
- 市立小中高等学校は5月6日まで休業延長。4月30日をめどに以降の方針を決定する。長期化した際の家庭の負担対策について検討していく。
- 幼稚園・こども園(1号認定)も5月6日まで休業延長。
3 大阪・兵庫等から通勤している職員及び妊娠中の職員への対応について
- 時差出勤の状況 55人(4月13日現在)
- 産休を申請している職員 12人(4月14日現在)
ウイルスに感染した際のリスクが高いと考えられる妊婦については、来週から業務用パソコンを自宅へ持ち帰り、個人情報を取り扱わない業務を行う在宅勤務に切り替える。(保育士含む)
4 感染防止策のためのタクシー協会への支援について
- タクシーは、感染疑いのある方の搬送も想定されることから、飛沫感染防止のため市内の327台のタクシー等について、車内の後部座席を仕切るセパレーターカーテンの設置にかかる経費を奈良市が全額支援することで調整中。
5 経済対策について
(1)セーフティネット保証等の申請状況
セーフティネット保証等の申請状況
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申 請
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認 定
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セーフティネット保証4号
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223件
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138件
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セーフティネット保証5号
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41件
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24件
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危機関連保証
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253件
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165件
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計
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517件
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327件
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(2)市内の飲食店支援として、4月9日から市役所職員に向けたお惣菜販売を実施し、今後も継続していく予定。
(3)奈良市での3月の倒産件数(負債額1,000万円以上)は2件あったが、新型コロナウイルスの影響を理由にしているものはなかった。
6 DV・児童虐待対策について
- 学校園からの児童虐待相談対応件数(3月)が前年同月の27件から2件と急減していることを踏まえ、すでに把握している困難家庭等に対し追加的なフォローを行う。また、平成30年8月から導入しているいじめ相談アプリの「STOP it」を、いじめに限定しない相談窓口として利用し対応する。
7 イベント等について
- イベントの中止・延期については当面の間見通しが立たないため、6月号のしみんだよりにはイベント情報は掲載せず、コロナ対策を掲載する。
8 本部長指示
- 市内でここ数日、感染経路不明の陽性者が続いていることから、一歩踏み込んだ危機対応が求められる。関連業務が集中する保健所等に対しては全庁的に応援体制をとる事。
報道資料・関連リンク
奈良市における新型コロナウイルス感染症への対応(第2回会議内容) [PDFファイル/818KB]
<外部リンク>
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