平成30年(2018年)は、平成5年(1993年)10月26日に奈良市とオーストラリア・キャンベラ市(ACT,オーストラリア首都特別区)が姉妹都市を提携してから25年という節目になりますので、記念事業の一環として下記事業を行います。
姉妹都市提携25周年記念コンサート
- 日時:10月5日(金曜日) 午後6時開演
- 場所:なら100年会館 大ホール
- 内容:キャンベラの高校生で構成されるACTシニアコンサートバンドのメンバーを迎え、一条高校吹奏楽部等と合同コンサートを開催します。
サイエンスサーカス・ショー
- 日時:10月27日(土曜日)、28日(日曜日)午前10時~午後4時
- 場所:奈良市役所 中央棟6階 正庁
- 内容:オーストラリア国立科学技術センター(クエスタコン)が、サイエンスサーカスを開催します。30を超える科学体験型展示やサイエンスショーにより、幅広い年齢層や興味をお持ちの方にお楽しみいただけま
キャンベラとの交流の歩み
[1]キャンベラ市の概要
オーストラリアの首都であるキャンベラ市は、1830年代にヨーロッパ人たちがキャンベラに移住し始め、1908年にオーストラリアの首都に選ばれました。キャンベラとは「出会いの場」という意味です。長い間キャンベラを含むオーストラリア首都特別地域はオーストラリア連邦政府の直轄地でしたが、1989年から独自の政府機構を設置することが認められ今に至っています。
キャンベラは米国人の建築家、ウォルター・バーリー・グリフィンにより設計された完全計画都市で、中心部には彼の名を冠した人工湖、バーリー・グリフィン湖があります。研究基盤が整備されているキャンベラでは、情報工学や電気通信など先端分野での研究が行われています。また、農業も行われており、果物や切り花、ワインなどが出荷されています。
[2]提携の経緯および交流の内容
奈良とキャンベラの間では、長い間民間レベルでの交流が行われていました。また、オーストラリアにあるカウラ日本人墓地の清掃に取り組んだ登美ヶ丘カトリック教会の故トニ・グリン神父の活動などがきっかけとなり、平成5年(1993年)10月26日、奈良市にて姉妹都市提携を行いました。
姉妹都市提携後は両市の学校間の交流などの教育交流、スポーツ交流、文化交流などが盛んに行われています。
[3]近年の主な交流
平成25年(2013年)
- 3月20日 奈良市立一条高等学校吹奏楽部生徒(87名)が奈良・キャンベラ姉妹都市提携20周年及びキャンベラ市制100周年イベントに参加するためキャンベラを訪問する。(~27日)
- 4月16日 キャンベラ・ディクソンカレッジ研修団(生徒15名)が平成24年10月に姉妹校提携奈良大学附属高等学校と交流するため来寧、仲川げん市長を表敬訪問する。
- 10月24日 「奈良市・キャンベラ市姉妹都市締結20周年記念訪問団」(市民団22名、仲川市長をはじめ行政団10名)がキャンベラを訪問、キャンベラ・キャンドルフェスティバルに参加し、奈良の文化を紹介する。(~28日)
平成26年(2014年)
- 10月7日 キャンベラコンサートバンド(56名)が「奈良キャンベラ姉妹都市提携20周年記念コンサート」に出演するため来寧する。(~12日)
- 10月21日 奈良大学附属高校プログレスコース生徒(58名)がキャンベラを訪問、キャンドルフェスティバルに参加する。(25日)
平成27年(2015年)
- 9月24日 奈良大学附属高等学校と姉妹関係にあるディクソンカレッジ(生徒14名)が来寧、仲川市長を表敬訪問する。(25日)
- 10月13日 2014年にチーフミニスターに就任したアンドリュー・バー氏が就任あいさつのため、仲川市長を表敬訪問する。
- 10月20日 奈良大学附属高等学校特進コース(生徒63名)がキャンベラを訪問、キャンドルフェスティバルに参加する。(24日)
平成28年(2016年)
- 3月18日 一条高校吹奏楽部(生徒80名)がキャンベラを訪問、ACTシニアコンサートバンドと合同コンサートを開催する。(~24日)
- 10月25日 奈良大学附属高校の生徒がキャンベラを訪問する。キャンドルフェスティバルに参加する。(29日)
平成29年(2017年)
- 6月28日 アンドリュー・バーACTチーフミニスター一行(4名)が仲川市長を表敬訪問する。
- 10月28日 奈良大学附属高校(生徒65名)がキャンベラ訪問、キャンベラ・キャンドルフェスティバルに参加する。
平成30年(2018年)
2月2日 草賀純男在豪州日本国が仲川市長を表敬訪問。奈良大学において講演会を行う。
ダウンロード
このページのお問い合わせ先
観光経済部 観光戦略課
電話番号:0742-34-5135
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)