本文
平成30年8月7日、仲川げん奈良市長及び東久保耕也奈良市議会議長が、東京都千代田区の文部科学省を訪問し、林芳正文部科学大臣に、学校施設への空調設備に対して国からの確実な財政支援を求める「要望書」を小林茂樹衆議院議員同席のいただき、直接手渡ししました。
仲川市長は、これまで子ども達の安全を考え、学校施設の耐震化工事を優先的に進め、現在は、避難所指定している屋内運動場のトイレの洋式化や学校施設の長寿命化計画の準備を進めてきたが、今年の記録的な猛暑が続く中、児童・生徒に対する熱中症対策が早急の課題であることを伝え、学校施設への空調設備の設置についは、「学校施設環境改善交付金の確かな交付のお願いと、算定割合の嵩上げや算定基準である空調単価を実勢価格に見合った金額に見直ししていただきたい。また、早急な設置実現に向けて、今年度による補正対応についてもご尽力いただきたい。」と林大臣にお願いしました。
林大臣は、「厳しい財政状況だが、これだけの異常気象が続く中、熱中症対策のひとつとして学校施設への空調設置については、機能向上の観点から必要であると考えている。予算確保にむけて、できるだけ協力していきたい。」とお答えいただき、要望書を受け取っていただきました。
【リリース資料】学校施設への空調設備設置に対する財政支援等の文部科学大臣への要望書提出について(727KB)(PDF文書)
教育総務部 教育総務課
電話番号:0742-34-5297