3月16日午前9時から第13回新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、下記のとおり協議しました。
1 各部の対応状況
(1)市民からの相談状況
(2)消防局の対応状況
- 感染疑いのある搬送はなし。
- 救急車の搬送後の換気、消毒のため1時間のインターバルを設定。
(3)消毒液
- 3月19日までに各課に1つずつ配布予定。机やドアノブ等の消毒に使用すること。
(4)市職員の状況
- 時差出勤状況 62人(3月16日現在)2名増
- 感染者が出た大阪京橋ライブハウスアーク等に該当日に行った職員 → なし
- 2月以降海外旅行に行った及び今後(4月末まで)海外旅行を計画している職員(正規、非正規、委託等含む)と同居の家族(濃厚接触者になり得る人)の調査を実施。
2 学校園について
(1)中学校の卒業式は短時間で終えることができた。20日の小学校も同様に実施予定。
(2)入学式は卒業式と同様に短縮版で実施する予定。ただし状況が変われば変更する。
(3)4月以降の授業については、どのような手法であれば再開可能であるか、保健所の指導を受けながら、教科や行事ごとに個別に洗い出し検討する。
3 イベント・行事等について
今後のイベント等の開催は引き続き検討
国の専門家会議での3つの見解をベースに奈良市の基準をつくり判断すべき。
- 換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
- 人の密度を下げる(互いの距離を1、2メートル程度あける)
- 近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける)
4 経済金融対策
(1)セーフティネット保証4号・5号の申請状況(3月13日現在)
- 4号 31件・問合せ82件 (10件増・3月11日現在21件申請)
- 5号 なし・ 問合せ 6件
- セーフティネット保証に加えて13日から危機関連保証が始まる。
(2)市内の宿泊・飲食業等の現状を把握した上で、対応策をまとめる。
5 本部長指示事項
国からの緊急事態宣言を待つ姿勢ではなく、各部署においてで自ら考え行動につなげることが重要。沈静化までにさらに時間を要する事も想定し、感染予防の3要素を徹底しながら、どうすれば部分的にでも日常生活を取り戻すことができるか、学校・公共サービス・施設運用の面で検討すること。
6 今後の予定
- 3月23日(月曜日)庁議後対策本部会議を開催予定。
- ただし、さらに感染者が発生した場合等には、速やかに会議を開催する。
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奈良市における新型コロナウイルス感染症への対応 [PDFファイル/916KB]
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