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奈良市では窓口手続きの簡素化・効率化の一環として、死亡に伴う手続きをサポートする「おくやみコーナー」を令和元年11月1日に開設し、1月末までに358名が利用しました。
「おくやみコーナー」では、個別のブースで面談のうえ専用端末の質問に答えると、必要な手続き一覧とともに、申請書類に死亡者や届出者の住所・名前が印刷され、これまでのように担当課を回ることなく、また何度も同じことを書くことなく、年金等一部を除いて市役所でのほとんどの手続きが完了できます。
亡くなられた方に関する手続きについては、保険・年金等多い方になると全部で40種類程度の手続きが必要となり、自分自身が遺族となって初めて直面する手続きの多さ・複雑さに多くの方が戸惑われます。
そこで、奈良市ではご遺族の負担を軽減するため、亡くなられた方に関する手続きを案内する「おくやみハンドブック」を「広告入り物品等寄附」として作成・寄附いただき、死亡届の提出時に配付するとともに、本庁舎「おくやみコーナー」、各出張所・行政センター等にも備え付け、令和2年3月1日から希望者に配付を開始します。
令和2年3月1日(日曜日)
おくやみコーナー、市民課、庁舎管理係室(時間外死亡届受付のため)、西部・北部・東部出張所、都祁・月ヶ瀬行政センター等に配置
A4フルカラー・16ページ
株式会社ホープ(福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F)
代表者 代表取締役社長兼CEO 時津孝康
「広告入り物品等寄附」として5,000部を寄附いただきました。
亡くなられた方に関する手続きについては、これまでも職員が手作りの冊子を作成していました。
1,000部を超える増刷を重ね、製本版の必要性を感じていたところ、以前からオリジナル婚姻届を作成・寄附いただいていた株式会社ホープ様にご協力いただく運びとなりました。
より見やすく、より分かりやすい「おくやみハンドブック」を配布し、ご遺族の方の負担を少しでも軽減できればと考えています。
令和元年 | 令和2年 | 合計 | |||
11月 | 12月 | 1月 | |||
おくやみコーナー利用件数/月 | 123 | 117 | 118 | 358 | |
1日当たりの利用人数 | 6.15人 | 5.85人 | 8.79人 | ||
1日当たりの取扱件数 | 20件 | 24件 | 41件 | ||
奈良市民の死亡者数 | 299 | 322 | 385 | 1,006 |
※平成30年度の死亡届出件数は3,743件です。
窓口手続きの簡素化・効率化の一環として、死亡に伴う各種手続きを1箇所でご案内し、届出をお手伝いする「おくやみコーナー」を11月1日(金曜日)から、奈良市役所本庁舎1階の 玄関ホール会議室に開設しています。
これまでのお手続きは、複数の窓口を回って申請書類に同じ内容を何度も記入するため、ご遺族の方の負担となっていましたが、「おくやみコーナー」では、窓口で端末の質問項目に答えると、必要な書類(申請書等)が一括で作成され、手続きをスムーズに行えます。
令和元年11月1日(金曜日)
0742-34-5420
平日 午前8時30分~午後5時00分
市民課では平成29年から協定を締結し、毎年オリジナル婚姻届(5000部)及び「奈良市ではじめる暮らし」新生活スタートブックを作成・寄附いただいています。
【リリース資料】「おくやみハンドブック」を作成しました! [PDFファイル/1.11MB]
市民部 市民課
電話:0742-34-4730(直通)