本文
奈良市と京都府木津川市は、明治時代に両市を走っていた「大仏鉄道」の廃線跡の魅力を発信するため、スマートフォン向け写真共有アプリ「Instagram(インスタグラム)」を用いたフォトコンテスト「大仏鉄道フォトコンテスト ―Instagramキャンペーン―」を、令和2年1月31日まで開催しています。
本フォトコンテストでは、優秀作品の応募者に両市のお土産を贈呈する予定ですが、その詳細を下記のとおり決定しました。
また、多様な世代に写真撮影を楽しんでもらえるよう、大仏鉄道を走っていたとされる深紅の機関車「電光(いなづま)号」をイメージしたパネルを木津川市が制作し、JR加茂駅にフォトスポットとして設置する予定です。
応募期間は残り1ヵ月半。
遺構、風景、グルメのほか、パネルを使用した写真の投稿も大歓迎。
大仏鉄道遺構めぐりルート周辺の「お気に入り」を撮影し、奮ってご参加ください。
※写真と実際の賞品が異なる場合があります
1人
1人
1人
7人
大仏鉄道を走っていた深紅の機関車「電光号」をイメージしたパネルです。
遺構めぐりの記念撮影にご使用ください。
※写真はイメージです
JR加茂駅
※コンテスト期間中は、奈良市総合観光案内所に設置している場合があります。
令和元年12月中(予定)
令和元年10月14日(月曜日)~令和2年1月31日(金曜日)
大仏鉄道遺構めぐりルート沿線(JR加茂駅~JR奈良駅)
※遺構めぐりの最中に寄り道できる範囲であれば、対象エリアとなります。
大仏鉄道遺構、風景、建築物、食べ物など、対象エリアの魅力を伝えられるものであれば、種類は問いません
(過去に撮影した写真を投稿しても構いません)。
令和2年3月を予定。
入賞作品の応募者に、公式アカウントからダイレクトメッセージで通知します。
明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の加茂と奈良を最短距離で結んだ、約10kmの路線の愛称です。
この路線は、明治31年に加茂駅から大仏駅(奈良市法蓮町、明治40年に廃止)の区間が開業。大仏駅は東大寺の大仏詣で多くの人々が利用し、同社の花形路線となりました。
翌年、奈良駅まで路線を延伸しましたが、明治40年に加茂駅から木津駅を経て奈良駅へ至る平坦なルート(現在のJR関西本線)が開通すると、黒髪山など急坂の難所を抱えているこの路線は廃線になりました。
営業期間はわずか9年と短く、当時の資料がほとんど残っていないことから、同鉄道は「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。