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奈良市では、市東部地域の田原小中学校において、令和2年度から特認校制度(※)をスタートします。
奈良市においては、平成30年度の欠席日数が30日以上の不登校児童生徒数は377人、病気や体調不良も含めた欠席日数が15日以上30日未満の児童生徒数は309人という状況にあります。
加えて、学力向上や生徒指導など、今日、学校を取り巻く環境は複雑化、多様化し、様々な教育課題への対応が求められています。
学校や学びの在り方については、これまでの一斉学習中心の授業から、子ども自ら考え、他者と協働しながら問題を解決していく授業への転換を図っていく必要があります。
また、ICTを活用した個別最適化された学びを進めるなど、多様な学びの場を提供していくことが大切です。
そこで、施設一体型の小中一貫教育校として、地域の特色や少人数のよさを生かした教育を行っている田原小中学校を特認校とすることで、学校選択の幅を広げ、今日的な教育課題に対応していきます。
※特認校制度
学校選択制の一つとして、従来の通学区域は残したままで、特定の学校について、通学区域に関係なく、他校区からも就学を認めるもの。
奈良市では初めての導入で、近隣市では天理市や大和郡山市など、また、近隣府県では滋賀県大津市や兵庫県神戸市、京都府亀岡市などで導入。
(学校の設置者である市町村の教育委員会が指定)
などの特色ある教育を実施しています。
宮久保 忠典
12名
58名
(1年 5名・2年4名・3年10名・4年8名・5年9名・6年8名・7年3名・8年5名・9年6名
*加配教員により複式学級は解消)
昭和22年創立
平成16年水間小学校と田原小学校が統合再編
平成17年4月より田原小中学校として小中一貫教育開始
近鉄奈良駅よりバスで30分(最寄りバス停:田原横田)
9年間の連続性・継続性を生かした一貫教育を行い、豊かな心と確かな学力を身につけた世界にはばたく人間を育成する。
(1)保護者及び児童生徒がともに奈良市内に居住していること。
ただし、
・小学校(1~6年生)への就学を希望する場合、柳生小学校、興東小学校、月ヶ瀬小学校及び都祁小学校の通学区域に居住している場合を除く。
・中学校(7~9年生)への就学を希望する場合、興東館柳生中学校、月ヶ瀬中学校及び都祁中学校の通学区域に居住している場合を除く。
(2)特認校の教育活動に賛同し、協力ができること。
(3)保護者の責任と負担において、児童生徒を通学させることが可能であること。
(4)原則として卒業までの間、通学すること。
※通学に関しては、保護者による送迎や路線バスの利用など、保護者の責任と負担でお願いすることになります。
令和2年1月15日(水曜日)~2月10日(月曜日)土、日曜日・祝日は除く
・日程は、学校教育課と学校で調整しますので希望される方はご連絡ください。
お問合せ先…学校教育課(0742-34-4763)
令和2年1月16日(木曜日)~2月13日(木曜日)土、日曜日・祝日は除く
※募集人数は、各学年とも若干名とし、特認校の在籍児童生徒の人数や、施設状況を踏まえた募集定員を設定します。先着順ではなく、募集人員を超えた場合、公開抽選を行います。
令和2年4月1日(水曜日)
希望を聞き、学校教育課が学校と調整後、日時を設定します。
校長が保護者及び児童生徒と面談を実施し、学校経営方針等の内容への理解及び賛同、特認校への就学の意思を確認します。
奈良市教育委員会から保護者へ結果を通知します。