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奈良市では、これから訪れる社会の急激な変化に対応できるよう「未来の地図を描(えが)き、自ら前へ踏み出す子」を目指す子ども像とし、未来を生きる子どもたちに必要な力をつける教育を実施しています。
特に現在、取り組んでいるEdTech(エドテック※1)やデータを用いた未来型教育を、保護者や市民に広く知っていただくことを目的とし、「時代が変わる 教育が変わる~奈良市の未来型教育2020~」をテーマに、セミナーを開催します。
(※1)EdTech:education(教育)+technology(科学技術)からの造語。インターネットなどオンラインシステムを活用した教育サービス。「学びなら」「プログラミング教育」「スマート・スクール」等
「学びなら」(※2)の学習効果の分析結果について、大阪大学の大竹文雄(おおたけふみお)教授による講演を実施。
「学力はどのように変容したのか」、「算数が得意、不得意な子どもの学習効果は」など事業の教育効果を明らかにします。
EdTechのひとつといえる「学びなら」は、平成28年度から導入し、現在は全小学校4~6年生の算数科で実施。文科省や経産省からは、個別最適化学習の必要性が繰り返し提言され、「学びなら」での事例は、全国に先駆けた取組。
(※2)学びなら 個別最適化された学びを目指した本市独自の学習システム
大竹教授をモデレーターに、パネリストとして奈良教育大学教職大学院の小柳 和喜雄(あやなぎ わきお)教授、現役教員・保護者を迎え、奈良市のEdTechの取組やこれからの教育の展望について、「何がどのように変わるのか」、「どのような授業がデザインできるか」等、新しい時代(令和の時代)の教育に期待することについて意見交流します。
「学びなら」の採点・分析システムやタブレット端末による個別最適化された学び、プログラミング教育などを、実際に体験できます。
「時代が変わる 教育が変わる ~奈良市の未来型教育2020~」
令和2年2月22日(土曜日)
13時~15時45分
奈良市教育センター 8・9階
(奈良市三条本町13番1号)
市長あいさつ(予定)
9F 大講座室(定員199名)
8F 多目的室(約50名)大講座室の中継放送
「『学びなら』の教育効果」
大阪大学 教授 大竹 文雄 氏
「これからの教育のあり方~EdTech with D~」
大竹 文雄 氏(大阪大学)
小柳 和喜雄 氏(奈良教育大学)
市立学校の教員2名・保護者2名
8F 多目的講座室、中講座室8-1・2等
取材希望がある場合は、事前に下記までご連絡ください。