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奈良市ではこれまでコールセンター業務を含めた電話応対業務の見直しを検討し様々な取組を進めてきました。
本年度、電話交換機のデジタル化(スマホ化含む)とAIによる自動応答を備えた新コールセンターの構築・運営業務を調達し、そのプラットフォーム(基盤)にZOOM社の製品を採用する結果となりました。これを受け、令和8年2月10日にZVC JAPAN(株)と「音声コミュニケーション及びAI活用事業に関する協定」を締結します。
3月16日からは「Zoom Phone」等の運用を開始。最新AIによる通話のデータ化・分析により、将来的には市民を待たせない「ワンストップ対応」を実現し、「デジタル化の最後の砦」である電話業務を刷新します。市民サービスの向上と職員の負担軽減を強力に推進してまいります。
奈良市では、これまで電話応対の増大に対してコールセンターの設置等により職員の負担軽減を図ってきました。
電話業務改革の取り組み経緯

※令和7年8月28日から9月11日のうち5営業日のデータ

| 実施日 | 受電数 | 週 | 日 | 勤務日数 |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 29台 | 52 | 5 | 246 |
| トライアル | ||||
| ※5日実績 | 1日換算 | 年間勤務日 | 件数(年) | |
| 外線 | 263件 | 53件 | 246件 | 12,940件 |
| 内線 | 262件 | 52件 | 12,890件 | |
| 25,830件 | ||||
| トライアル課 |
全課分 |
||
|---|---|---|---|
| a | b | c | d=c/a×b |
| 29台 | 25,830件 | 1,030台 | 917,400件 |
※a及びcは電話台数
| 8,000,000 | 平均年収 |
| 8 | 時間 |
| 246 | 日 |
| 60 | 分 |
| 118,080 | 所要分/年 |
| 68 | 円/分 |
| 11.55 | 分※1 |
| 785 | 円/件 |
※1 株式会社リックテレコムが発行する「コールセンター白書2024」
電話応対業務の軽減と関連するコストをAI搭載の新たな機器で改善!

通話内容をAIが自動でテキスト化し、要約を作成。応対履歴の入力時間を短縮し、正確な情報共有を可能にします。
政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)等の高いセキュリティ水準を満たしたクラウド基盤を採用しています。
AIが市民の問い合わせ内容を理解し、FAQに基づき自動回答。利便性を確保しつつ、職員への不要な転送を抑制します。
通話内容のテキストデータを元にFAQを作成し、段階的に自動応答できる数を増やすとともに内容を充実させます。
AIが標準的な問い合わせに即答。待ち時間の解消に繋がります。プッシュホンの操作等も極力発生しない仕組みを心がけます。
通話記録がデータ化されることで、担当者間での引き継ぎがスムーズになります。
AIを活用した多言語通訳・翻訳機能により、外国籍の市民の方も母国語で安心して問い合わせが可能になります。
AIが一次対応を担うことで、不要な電話の取り次ぎを削減し、必要な相談対応、専門性の高い担当業務に専念します。
テレワーク中や出張先から庁舎と同じ番号で対応が可能になり、業務効率化が図れます。
スマートフォンおよびクラウドPBX、回線は、Zoom Phoneをシステムとして提案いただいたKDDI株式会社が、また、コールセンター業務については、これとは別の公募により、Zoom Contact CenterとZoom Virtual Agentを株式会社エスプールグローカルが入札に対して落札決定しました。
これまで庁内に設置していた専用の電話交換機(PBX)の機能を、クラウド(所在地に関係なくサービスを利用できるIT環境)上に設置し、インターネットを介して電話機能を利用できるサービス。今回の調達では政府が求めるセキュリティ要求である
ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)を要件とし、情報セキュリティ面で万全を期しております。
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、データとデジタル技術を活用して、サービス、これまでの業務のやり方を変革し市民や社会のニーズに応えるもの。
ZVC JAPAN株式会社は、2011年創業、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置くZoom Communications Inc. の日本法人です。Zoom(NASDAQ:ZM)は、人と人のつながりを重視し、会話を円滑に完結へと導くことを目的に設計された、AI ファーストのオープンワーク プラットフォームを提供しています。起業家からグローバル企業まで幅広い層のお客様に選ばれており、ミーティング、チャット、電話、コンタクトセンター、イベントなど、さまざまな場面でシームレスなコラボレーションとコミュニケーションを可能にし、成果の創出を支援しています。さらにこれらすべてには、Zoom AI Companion のサポートが組み込まれています。
【リリース資料】全国自治体初!次世代クラウド電話「Zoom Phone」をAI活用型コールセンターと連携し電話応対を刷新 [PDFファイル/1.6MB]
奈良市 総務部 総務課
TEL:0742-34-1377