本文
先祖代々のお墓があるけれど、将来、管理する人がいなくなったらどうしよう。
将来、お墓のことで子どもや孫に負担をかけたくない。
いま、お墓がなくてどうしたらいいか不安。
奈良の町や歴史が大好き。いつまでも大好きなまちとつながりたいがどういう方法があるだろう。
こんなご不安やお悩みはありませんか。
皆様のこうしたご不安やお悩みを解消する方策のひとつとなることをめざして、寺山霊苑納骨堂でご遺骨の永代収蔵サービスを開始します
手前の建物が納骨堂です。この中に棚を設置しご遺骨を上限2万体お預かりします。奥の建物は管理棟です。多目的トイレを併設しています。
1) 収蔵方法
2.3寸(直径約7.5cm×高さ約8cm)の骨壺に収めて収蔵します。
※ご遺骨1件ずつ個別に収蔵します。
2) 収蔵数
最大20,000体
3) お預かりする期間
永代にお預かりします(無期限)
ただし、ご遺族からの申し出によりお預け後15年間はご返却いたします。
4) 申請区分
1)通常申請:収蔵するご遺骨をお持ちの方
2)生前申請 : 自己の焼骨の収蔵を目的とする人で申請日に成年(18歳以上)に 達している方
5) 使用料
1)市内8万円(申請者が市内に住所を有する場合または、死亡時に本市に住所を有した人の焼骨である場合)
2)市外15万円(上記「1)市内」に該当しない場合)
令和7年7月15日より事前申請の受付開始
収蔵開始は12月下旬を予定しています。
事前申請フォーム<外部リンク>にご記入の上、送信してください。
https://logoform.jp/form/p6et/1122802<外部リンク>
0742-34-3502<外部リンク>
下記の奈良市寺山霊苑納骨堂利用事前申請書をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、ファイル添付して下記メールアドレス宛に送信してください。
下記の奈良市寺山霊苑納骨堂利用事前申請書(PDF又はExcelファイル)をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、下記宛先まで郵送してください。
〒630-8580 奈良市二条大路南一丁目1番1号
奈良市役所 斎苑管理課 宛
奈良市役所 中央棟3階の斎苑管理課に直接お越し下さい。(受付時間:月~金(祝日は除く)、9~12時・13~17時)
出張所・行政センターでは受け付けておりません。
永代収蔵の実施に合わせて、築50年となる現在の納骨堂を全面リニューアル。これまで長きにわたり多くの方が手を合わせてきた祈りのである場であることを尊重し、現状の施設を活かしてリニューアルを行います。
昭和44年に建築された現在の納骨堂(寺山霊苑)は、高円山(たかまどやま)の山麓に位置します。高円山は現在では「奈良大文字送り火」で有名ですが、その青く美しい姿は、古くから景勝地として親しまれ、奈良時代には万葉集に多く詠まれた歴史ある場所です。
また、高円山からは奈良の町が一望できるとともに、市街地からも青々と美しい高円山を仰ぎ見ることができます。この山の麓、自然環境的にも歴史的にも恵まれた立地で、納骨堂が新たなコンセプトで生まれ変わります。
奈良の歴史と街を見守り続ける高円山
「活きた森と泉」に抱かれた納骨堂へ
高円山は奈良のまちに水と風をもたらす山です。納骨堂は、その青くすがすがしい「活きた森」と、循環の象徴である「泉」を連想させる場所とします。周辺には四季折々の植栽のほか、高円山の湧き水を活かした水盤を、納骨堂の周囲に配置します。
区域全体を一体的に整備し、デザインコンセプトを統一します。管理棟は新築。また、多目的トイレの設置や車いす用駐車場の整備を行い、必要なバリアフリー化を進めます。
ご遺族等が気軽にお越しいただき、ゆっくりと大切な方を思い、語りかけ、心安らいでいただける場として、また、ご親族等が納骨堂への参拝を通じて定期的に集まり、絆を深めていけるような場となるよう整備を行います。納骨堂の前に祭壇を設置し、いつでも参拝できるようにします。
白毫寺町地内に、昭和44年9月に墓地数939区画と、ご遺骨を有期限でお預かりする祖霊堂(納骨堂)を整備し供用を開始しました(面積22,134平方メートル)。
寺山霊苑は世界遺産に近い大和青垣国定公園内の高円山山麓に位置します。自然豊かで静かな環境に囲まれ、墓地内からは市内も一望できます。
※画像はイメージです。
永代収蔵と、奈良市へのご寄附を組み合わせたプランをご用意いたします。申請者(寄附者)が市外の方であれば、ふるさと納税の返礼品として、永代収蔵にお申込みいただくことが可能です。さらに、寄附の使途(使い道)をご指定いただくことで、奈良市の児童相談支援や、ひとり親家庭等への支援、動物愛護事業、文化財の保存や活用事業などに活用されます。
「お墓は、ぜひ愛する奈良市で」「奈良市のために何か遺したい」という想いを持ってくださる皆様は、この「永代収蔵と奈良市へのご寄附プラン」をぜひご検討ください。詳細については、主要なふるさと納税ポータルサイトで、令和7年8月以降掲載開始予定です。