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ハイウェイ灯(道路照明)1,791灯のLED化が完了【市長会見】(令和5年3月30日発表)

更新日:2023年3月30日更新 印刷ページ表示

持続可能な脱炭素社会の実現に向けて 総計約2,500トンのCO2削減

夜間における自動車等の安全安心な通行のため、また省エネルギーによる地球温暖化対策を目的とし、令和2年度からの3か年計画によるハイウェイ灯(道路照明)のLED化が令和4年度をもって完了しました。

トピックス

  • 奈良市が管理するハイウェイ灯(道路照明)1,791灯をすべてLED化。
  • 平成30年度には市が管理する街路灯(防犯灯タイプ)37,518灯をすでにLED化完了。
  • 持続可能な脱炭素社会の実現に向けた取組みの一環であり、平成24年度~令和4年度の削減CO2の総量は約2,500トン(推計)。
  • 光の直進性が高いLED照明の導入により、事故の軽減が期待できる。
  • 本庁舎をはじめ、学校・文化・スポーツ施設でのLED化も進めている。

1.LED化を実施した街路灯・ハイウェイ灯とCO2削減量

奈良市が管理する街路灯(防犯灯タイプ)・ハイウェイ灯(道路照明)については「蛍光灯・水銀灯」を主に採用してきましたが、発光効率が高く長寿命な光源である「LED照明」への更新を進めており、令和4年度でハイウェイ灯(道路照明)のLED化が完了しました。

交換前                    

交換前 写真

交換後

交換後 写真①交換後 写真②

 

街路灯・ハイウェイ灯LED化数と温室効果ガス排出量の推移

街路灯・ハイウェイ灯LED化数と温室効果ガス排出量の推移表

  • 街路灯(防犯灯タイプ)・ハイウェイ灯(道路照明)のLED化は39,309灯。削減CO2総量は約2500トン(推計)
  • 街路灯(防犯灯タイプ)はH24~H30年度まで実施し37,518灯を交換。
  • ハイウェイ灯(道路照明)はR元年度~R4年度まで実施し1,791灯を交換。
  • (参考)1年間に排出される家庭のCO2は約3トン(環境省の資料による)
  • (参考)奈良市の世帯数約16万6,000世帯(令和5年3月1日現在)
  • (参考)奈良市における家庭からの年間CO2排出量は約49万8,000トン

2.LED化による電気料金削減の試算

 LED化による削減消費電力量及び削減電気料金額は以下の通りです。​

【ハイウェイ灯(道路照明)】
LED化による電気料金削減の試算 ハイウェイ灯(道路照明)

【街路灯(防犯灯タイプ)】
LED化による電気料金削減の試算 街路灯(防犯灯タイプ)
試算条件

  • 公衆街路灯A(関西電力)で計算。燃料調整費は2023年3月分で、再エネ賦課金は2022年度分でそれぞれ計算。
  • 照明器具の点灯時間は4,000時間で計算。
  • その他(容量不明)の電気代削減額は100W水銀灯~180Wセラメタ灯の平均額としている。

3.LED化にかかる工事費

【ハイウェイ灯(道路照明)】

令和元年度  2,069万6,000円
令和2年度  7,209万3,000円
令和3年度  8,259万円
令和4年度  6,404万4,000円

【街路灯(防犯灯タイプ)】

平成24年度  877万9,000円
平成25年度  3,921万6,000円
年度26年度  9,795万円
平成27年度  2億4,546万円
平成28年度  2億6,766万9,000円
平成29年度  2億2,689万3,000円
平成30年度  2,623万8,000円

4.脱炭素社会構築に向けた奈良市の今後の取組み
(担当:環境政策課 電話:0742-34-5642)​

  • ​​策定中の「奈良市ゼロカーボン戦略」(令和5年度公表)

2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で50%以上削減することを明記予定。
目標達成の具体的な施策として、高効率照明の導入等、公共施設の省エネ推進を筆頭に掲げる

令和5年度の主要な施策

  • 公共施設への再生可能エネルギー導入(1億1,538万円)
    PPA(民間の発電事業者が設置し、発電された電気を市が買取る契約)により公共施設に太陽光パネルを設置。→CO2年間約2,000トン削減試算
    ※5年間(令和5年度~9年度)の国交付金事業を全て実施した後の年間削減量
  • 本庁舎ZEB化設計(2,714万円)​
    ​太陽光発電設備の設置と併せ、断熱性能を高める工事等を施工することにより、省エネ性能を高める。(ZEB化…快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物)→CO2年間約1,000トン削減
  • ​民間宿泊施設等 太陽光発電設置補助(1億5,902万円)
    大阪・関西万博の開催前後の観光需要に対応しながらゼロカーボンツーリズムの実現を目指す。また、民間の教育・保育施設へも導入支援を行い、次世代に対する環境教育を兼ねた取組みを行う。
    CO2年間約2800トン削減試算
    ※5年間(令和5年度~9年度)の国交付金事業を全て実施した後の年間削減量
  • バス事業者へのEVバス購入補助(6,800万円)

報道資料

【リリース資料】ハイウェイ灯(道路照明)1,791灯のLED化が完了 [PDFファイル/1.04MB]

本件に関するお問い合わせ先

奈良市 建設部 道路維持課
TEL:0742-34-5387

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