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奈良市保健所管内の高齢者入所施設において、インフルエンザの集団発生事例(1週間以内に10名以上の発症)がありました。
今シーズン(9月開始)において、市内では初発の集団感染事例となりますので、注意喚起のため発表します。
発症者数:14名(内訳 入所者14名、職員0名)
※入院者・重症者 なし
検査結果:医療機関の迅速検査にて14名全員がインフルエンザA型と診断
※新型コロナウイルス感染症は全員陰性
*感染予防のため、以下の項目について一層の注意をお願いします。
【参考】インフルエンザの発生状況(インフルエンザ定点当たり報告数)
◇2022年52週(12/26~1/1)全国・奈良県比較
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患者数 |
定点医療機関当たり |
全 国 |
9,768 |
2.05 |
奈良県 |
44 |
0.80 |
<インフルエンザ定点当たり報告数とは>
一週間に一つのインフルエンザ定点医療機関(市内定点数は14箇所)から何人の患者報告数があったかを表す数値で、地域の流行状況が把握できます。全国では、流行開始の目安とされている1.00を超えています。
なお、10.00以上の場合は注意報レベル、30.00以上は警報レベルとされています。
◇全国の流行状況については、下記をご参照ください。
厚生労働省ホームぺージ インフルエンザの発生状況について(令和4年第52週)<外部リンク>
市内におけるインフルエンザの集団発生について [PDFファイル/134KB]