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昭和30年代から本市喫緊の課題として取り組んできました新斎苑整備事業が本年3月に完了し、「奈良市斎苑 旅立ちの杜」として令和4年4月1日に供用開始してから7ヶ月が経過しました。
これまで、当初の利用見込み件数を上回る多くの方々にご利用いただきました。
供用開始から半年の利用状況と、現時点での令和4年度年間見込について報告します。
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年 度 |
市内利用者 |
市外利用者 |
合 計 |
市民のうち、市外施設利用者 |
東山霊苑火葬場(火葬炉8炉×1回/日=1日当たり最大8件火葬が可能) |
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令和元年度 |
2,450件 |
123件 |
2,573件 |
1,047件 |
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令和2年度 |
2,258件 |
78件 |
2,336件 |
1,317件 |
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令和3年度❶ |
2,293件 |
80件 |
2,373件 |
1,746件 |
奈良市斎苑旅立ちの杜(火葬炉11炉×2回/日=1日当たり22件) [当初の利用見込み 市内3,600件、市外400] |
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4年度(4~10月) |
2,364件 |
402件 |
2,766件 |
110件 |
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4年度年間見込❷ |
3,999件 |
680件 |
4,679件 |
186件 |
年度比較(❷-❶) |
1,706件 |
600件 |
2,306件 |
△1,560件 |
年 度 |
市内利用者 |
市外利用者 |
合 計 |
3年度❸ |
2,293件×1万円=2,293万円 |
80件×5万円=400万円 |
2,693万円 |
4年度❹ |
3,999件×1万円=3,999万円 |
680件×10万円=6,800万円 |
1億0,799万円 |
差引(❹-❸) |
1,706万円 |
6,400万円 |
+8,106万円【A】 |
年 度 |
超過負担額(概算) |
3年度❺ |
市外施設利用1,746件/(市内利用者+市民の市外施設利用者)4,039件=43.2%が市外施設を利用 |
4年度❻ |
市外施設利用186件/(市内施設利用+市民の市外施設利用)4,185件=4.4%が市外施設を利用 |
差引(❻-❺) |
△1億2,552万4,100円 [←市民の皆様のご負担が大幅に軽減されています]【B】 |
上より、広い意味での市民の皆様の経済的利益(【A】+【B】)は,2億658万4100円となります。
火葬をお待ちいただく間、ご遺族や会葬者だけでお過ごしいただけるプライベートな空間として設置しています。
大(36人程度)・小(18人程度)二つの広さがあり、可動間仕切りにより最大、大2室・小8室ご用意できます。
利用料…待合室・大6,000円、待合室・小3,000円(いずれも2時間まで、市内)
利用件数 1,592件(年間見込 2,693件)
利用率 56.6%(1,592件/人体火葬総数2,812件)
少人数でのお別れから最期のお見送り、初七日まで行っていただけます。合わせて遺族控室、僧侶控室もご用意しています。
利用料…10,000円(2時間まで、市内)
利用件数 32件(年間見込 54件)
利用率 0.15件/日
最期のお別れができる告別室をご用意しています。合同火葬のため骨上げはできません。事前予約は不要。受付時間内(午前10時~午後4時)に直接ペット火葬受付までお越しください。
利用料…4,000円(10kg以下、市内)、超過分2,000円(5kgごと、市内)
利用件数 132件(年間見込 191件)
利用率 0.9件/日
令和4年11月10日開催の火葬研大会(一般社団法人火葬研主催)におきまして、「奈良市斎苑旅立ちの杜」が火葬大賞作品選奨を受賞しました。
1999年に東京電機大学内で設立された火葬研究協会を前身として、2009年に、葬送研究者、火葬場の管理運営者及び建設関係者、葬祭事業者に対して、調査研究、情報提供、教育研修に関する事業を行い、火葬場及び葬祭施設の建設及び管理運営の進捗発展を図り国民の福祉増進に寄与することを目的として設立。
火葬場に関する学術、技術、芸術の進歩発展を図るとともに、我が国の火葬文化を高めるために2015年に創設されました。なお、作品選奨は施設を対象に与えられるものです。
http://kasouken.c.ooco.jp/taisyou.html<外部リンク>
【リリース資料】供用開始から7ヶ月「奈良市斎苑 旅立ちの杜」利用状況について [PDFファイル/725KB]
市民部 斎苑管理課
TEL:0742-34-5161