ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報活動 > しみんだより > 市長の部屋 > 市長コラム 平成30年7月号

本文

市長コラム 平成30年7月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 全国で公園作りの新しい概念が広がっています。民間に運営を任せてコストを下げるだけでなく、命名権なども組み合わせて維持管理の資金を獲得する手法、また鴻ノ池のスタバのようにカフェやレストランを併設し、憩いの場としての機能を高める取り組みも進んできました。他市では動物公園に住宅を建設して人が住む?という企画まであるそうです。

 奈良市にも現在約570の都市公園がありますが、右肩上がりの時代に建設したものが多く老朽化が悩み。また子どもが減り、高齢化が進むにつれ公園に求められるニーズも変化しており、大きすぎて管理が行き届かない、バリアフリーに対応していない、などの声も寄せられています。

 そもそも公園は「都市の肺臓、精神の洗濯場」と言われるように、緑地としての役割に留まらず、市民福祉の向上につながる場でなければなりません。また誰もが参加できる身近な公共空間として、住民同士のつながり作りや地域自治にも発展することが期待されます。