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2月5日に市役所で行われた「ストップいじめ なら子どもサミット」には約40人の中学生が参加しました。
きっかけは昨年度から施行した「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」に基づく子ども会議での議論。ネットやSNS等これまで以上に密室化する環境の中で、いじめの未然防止や早期発見には、実態を最もよく知る当事者の声や行動が重要になってきます。
そこで子ども達による自主的な活動として、市内の中学生約7千人を対象にアンケート調査を実施。その中では、学年ごとにいじめの被害・加害の経験を聞くとともに、加害者がどんな気持ちかを聞く設問も設けられており、私も大変驚きました。
ともすれば「ダメ、絶対」と禁止の掛け声だけを振りかざしてしまう大人達に対し、より現実を直視し具体的な行動を起こそうとする彼らの熱意に希望を感じました。