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20年以内に47%の職業が人工知能に取って代わられるという海外の論文が話題になっています。近未来のSF小説のような話ですが、確かに20年前には存在しなかった商品やサービスで今、私たちの暮らしは埋め尽くされています。
先日、文部科学省で記者発表を行った一条高等学校のSSS(奈良しみんだより10月号29ページ参照)はスマホを活用した効率的な学習で時間を生み出し、思考力・判断力・表現力を基にした情報編集力を身に付けることをめざしています。
社会も求めているこの能力は、正に20年後に職を失わない必須条件ともいえます。国においても5年後の大学入試改革では、従来の知識や記憶力を問う試験からの脱却を掲げており、これにより18歳までのすべての学びが大きく変わろうとしています。