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今年は例年にない遅咲きの桜となりましたが、新年度を迎え、奈良市でも新たな取り組みがスタートしました。今回はその一部をご紹介します。
まず、中学校での給食導入に向けて施設を整備します。今年度は2校、その後3期に分けて全16校で順次開始する予定です。地元食材の積極採用と放射能チェックにより、安全でバランスのとれた給食を育ち盛りの子どもたちに提供していきます。
次に病気の子どもを預かる病児保育園を開設(民間への補助)し、働きながら子育てをする親の支援を行います。少子化と人口減少が進んでいる中で、子育てしやすい自治体として着実に転入世帯を増やせるよう、あらゆる方策を講じていきます。
また、急病への備えとして、老朽化した休日夜間応急診療所の移転・建て^替え工事に着手し、一次救急医療体制を強化します。既に取り組んでいる市立奈良病院の建て替え工事も今年度中には第1期工事が完成し、新診療棟・病棟供用を開始する予定です。
高齢化対策では、バリアフリー基本構想の策定や買い物弱者対策を進めます。地域住民にとっても、奈良を訪れる観光客にとっても、安心して暮らせる・滞在できるまちの実現に向けて取り組んでいきます。