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まつ毛エクステンション(まつ毛エクステ)による危害が後を絶ちません。
最近、接着剤で人工まつ毛をつける「まつ毛エクステンション(まつ毛エクステ)」が流行していますが、目が充血した、目が痛くなった、まぶたが腫れた、目がかゆくなったなどの危害が後を絶ちません。
目や目元は皮膚が薄く粘膜と接しているので非常にデリケートな部分です。まつ毛エクステションはそのデリケートな場所に生えているまつ毛に人工のまつ毛を接着剤等で接着する施術です。接着剤などの化学物質を目の近くで使うこと、異物を貼りつけること、目元で細かな作業を行うことなど、目に危険や負担を伴う行為です。
また、まつ毛エクステションは、美容師法に基づく美容行為であると厚生労働省の見解が示されています。「美容師」が「美容所」で施術する必要があります。
直ちに眼科、皮膚科等の医師の診察を受けてください。
症状だけでは、医師も原因不明の結膜炎やアレルギーとして投薬治療だけで終わる場合があります。
まつ毛エクステションが原因と思われる場合には、受診する際に施術を受けたことを告げてください。
利点だけではなく、リスクをよく知り、施術を受けるかどうか考えましょう。
まつ毛エクステションの開設前に保健所へ美容所開設届を提出し、確認を受ける必要があります。また、美容師が施術しなければなりません。すでに美容所を開業している方でも、施術台の追加等の変更届が必要な場合があります。「美容所について」を参考に、詳細については保健所保健衛生課までお問い合わせください。
「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」<外部リンク>(平成20年3月7日付け厚生労働省通知)(PDF 71.69kb)
「後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害<外部リンク>」(平成27年6月4日公表 独立行政法人国民生活センター)