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飼い主のいない猫(野良猫)不妊去勢手術支援事業について

更新日:2024年6月1日更新 印刷ページ表示

令和6年6月から奈良市飼い主のいない猫不妊去勢手術支援事業が変わります。

※予算額が満額に達した場合、当該年度の受付は終了します。

​屋外で生活する猫が多い地域では糞尿や鳴き声等による生活環境の悪化が問題となります。
奈良市でも「猫の被害で困っている」等の相談が寄せられることがあります。そのため奈良市では、市民の生活環境を守り、動物を適正に飼養するためTNR活動を支援し、地域から飼い主のいない猫(野良猫)がいなくなることを目指し、令和6年6月から飼い主のいない猫の不妊去勢手術支援事業が新しく変わります。

◆次の3点が新しく変わります

令和6年6月から、奈良市飼い主のいない猫(野良猫)不妊去勢手術支援事業が変わりました。

新しい変更点

こちらの事業案内の動画もご覧ください。

 

◆事業を利用できる対象者

  1. 市内に住所を有する個人

  2. 市内に所在する事務所または事務所に勤務する個人

  3. 地域自治組織(自治会、その他市内の一定区域に住所有する者の地縁に基づいて組織された団体をいう。)の代表者

◆不妊去勢手術にかかる費用

手術にかかる費用(堕胎、ノミ・ダニ駆除、抗生物質)は市が全額負担します。

◆手続きの流れ

1.保健所に事前相談

必ず事前相談をお願いします。状況確認をし、新しい事業の説明をします。

また、初めてご利用になる方には職員が現地確認に伺います。

2.申請を行う

申請書を提出してください。一度に最高10頭まで申請できます。
※同一年度内において申請できる猫の総頭数は、個人の方は同一世帯あたり10頭まで、地域自治組織は1団体あたり10頭までです。

ロゴ<外部リンク>

3.保健所からの連絡後、手術を行う

「手術券」と「手術券交付決定通知書」を郵送します。
交付決定日の翌日から30日以内もしくは3月31日までに、指定協力病院で不妊去勢手術を実施し、耳にV字カットを入れてもらってください。

※指定協力病院はこちらです➡奈良市飼い主のいない猫不妊去勢手術等支援事業の対象動物病院 [PDFファイル/464KB]

※手術には手術には事前の予約が必要です。ご希望の動物病院に手術日を問合せして下さい。

4.手術後は、猫を元居た場所に戻してください。​

 初めての方は詳しい説明を行いますので、まずは当課までご連絡ください

 連絡先:奈良市保健所保健衛生課(0742-93-8395)(かけ間違いにご注意ください)

申請書等ダウンロード

奈良市飼い主のいない猫不妊去勢手術等支援事業実施要綱 [PDFファイル/122KB]

飼い主のいない猫不妊去勢手術等実施券交付申請書兼確認書(第2号様式) [PDFファイル/117KB]

飼い主のいない猫不妊去勢手術等実施券交付申請書兼確認書(第2号様式) [Wordファイル/19KB]

飼い主のいない猫不妊去勢手術等実施券交付申請に係る変更中止承認申請書(第5号様式) [PDFファイル/66KB]

飼い主のいない猫不妊去勢手術等実施券交付申請に係る変更中止承認申請書(第5号様式) [Wordファイル/17KB]

◆TNR活動とは

奈良市では野良猫による生活環境の問題に対して、まずは、猫を増やさないための「TNR活動」を実施し、一代限りの命を見守ることが有効と考えます。

TNR活動とは、(Trap/捕獲し、Neuter/不妊手術を行い、さくら耳カットをして、Return/元の場所に戻す)を行うことで、さかり声によるうるささや、ふん尿のにおいが激減し、さらに繁殖を防ぎ、猫問題を解決していく方法です。

どうぶつ基金②

野良猫の寿命は3~5年と言われています。
地域の方が主体となり、今いる野良猫を増えないように手術して、適正な管理をしながら一代限りの命を全うさせます。
その結果、野良猫の数・被害が減少します。

猫にも大切な命があります

周辺環境に被害を引き起こす野良猫ですが、もともとは飼われていたのに、捨てられたり、逃げたり、増えたりした不幸な猫なのです。「動物の愛護及び管理に関する法律」によると、すべての人が「動物は命あるもの」と認識し、どのような人であっても、動物を殺傷したり苦しめたりしてはならず、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して取り扱う必要があります。 

猫の糞尿被害でお困りの方へ

下記のページをご覧ください。
猫による被害でお困りの方へ

餌やりをしなければ解決するわけではありません

野良猫に餌を与える人がいなくなると、猫は餌を求めてゴミを漁ったり、縄張りを拡大して別の場所で被害を引き起こすなど、結局、生活環境の問題は防げないこともあります。

飼い猫は室内で飼育しましょう

猫の被害は野良猫だけによるものではありません。飼い主の目が届かない場所で糞や尿をして周辺に迷惑をかけている場合があります。
周辺環境に配慮することは飼い主の責任です。猫を飼っている方は、室内で飼育しましょう。感染症や交通事故、望まない妊娠などを防止できます。

 猫の繁殖力は強い

メスの子猫は生後4~12ヵ月で出産ができるようになります。猫は一度の出産で4~8頭の子猫を産み、一年に2~4回の出産が可能です。一頭の猫が一年間で20頭以上に増えることもあります。不妊去勢手術をしないままでは頭数が増えてしまう一方です。

◆補助事業について

奈良市では「TNR活動」をされる方に対して、以下の補助事業も行っています。

さくらねこ無料不妊手術事業

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこ TNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

※申請枠に限りがあり、時期によってはご案内できない場合があります。​

公益財団法人どうぶつ基金について

公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼養方法の指導、動物愛護にかかわる思想や普及啓発を行い、地域の環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。
●リンク(公益財団法人どうぶつ基金)<外部リンク>

◆実施状況

年度 実施期間 手術頭数
H30 H30/8/20~H31/1/31  66頭
R1 H31/4/1~R2/1/31 114頭
R2 R2/4/1~R3/2/28 108頭
R3

R3/5/1~R4/2/28

84頭
R4 R4/4/1~R5/3/31 6頭

◆さくらねことは?

不妊・去勢手術済のしるしとして、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫のことです。
この耳のことを、さくら耳といいます。
しるしをつけることで手術済みであることと面倒を見ている方がいる猫であることがわかります。
市内で「さくらねこ」を見かけたら、やさしく見守ってあげてください。

どうぶつ基金①

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