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Vision4 世界から尊敬される国際観光経済都市NARA

更新日:2017年12月27日更新 印刷ページ表示

(1)若者が起業にチャレンジできる環境を整備

  • 起業家支援をさらに進め、奈良発ビジネスの芽を大きく育成
  • 攻める農業戦略

起業家創出拠点「NARA EGG(ナラエッグ)」(平成27年8月)オープン

 「NARA EGG」は、奈良市で起業した・したい人が集まる場として「きらっ都・奈良」の中に起業家支援のために設置しました。ここには、相談窓口、コワーキングスペース、イベント等創業支援となるものがたくさん揃っています。

 [累計利用者数:2,123人 会員数:58人 (平成29年3月末時点)]

奈良市の平成28年度の起業家支援事業

「きらっ都・奈良」内にあるインキュベーションを活用し、起業した人:30人(平成24年10月からの累計)

古都華ブランド化戦略

古都華の写真 平成26年度は奈良市を訪れる修学旅行生に、平成27年度は市内12小学校で特別授業を実施し、PRのため児童に古都華を提供しました。また、平成28年度には16小学校で特別事業を実施しました。

 さらに、PR動画を作成しました。

 ←<奈良市HP PR動画へのLINK>

大和茶・日本酒海外戦略

大和茶と日本酒を世界で確立したブランドとしていくために、平成26年度にフランスで商談会、プロモーションを実施しました。平成27年度は海外メディアを対象としたファムツアーを実施しました。

(2)インバウンド戦略

  • 観光消費意欲の高い新興国へのプロモーションを強化
  • 外国人観光客の受入基盤の整備と多言語対応化
  • まほろば観光大学(仮称)の開校
  • 観光×農業プロジェクト
  • バリアフリー・ツーリズムの推進
  • 老朽化した旅館・ホテルの建て替えやリフォームを促進するための支援制度を創設する

外国人観光客は9.1倍(平成23年比)観光入込客数の増加

 観光客のニーズに合わせた観光戦略により、平成23年以降の観光客は年々増加しています。

 成長著しいアジア諸国をターゲットにした効果的なプロモーション等により、特に外国人観光客が増加しており、近年観光消費意欲が高まっているインドネシア、平成27年訪日客数第3位の台湾、出国者数に占める訪日客数の割合が高い香港といった国々を対象としてインバウンド戦略を実施しました。

奈良市の外国人観光客数の推移奈良市観光案内所の平成28年外国人利用者数の内訳

81,069アクセスQRコードを使った観光案内板の多言語化

観光案内板へのQRコード活用の様子 平成28年4月、既存観光案内板(市内500ヶ所)をQRコードを使って多言語化しました。

(QRコードをスマートフォンで読み取ることで母国語(11か国語対応)で表示するサービス)

 平成28年度で合計81,069のアクセスがありました。

観光案内所を強化 最高ランク 「カテゴリー3」に認定

 観光案内所を強化し、観光客が安心して周遊できる環境を構築しました。

  • 平成24年 きたまち鍋屋観光案内所 開設
  • 平成25年 きたまち転害門観光案内所、西ノ京臨時観光案内所 開設
  • 平成27年 奈良町南観光案内所 開設
  • 平成27年12月 総合観光案内所(JR奈良駅前)をリニューアル 最高ランク「カテゴリー3」に認定

奈良市観光案内所外観総合観光案内所内の様子

まほろば観光大学 開校

 観光における人材育成を目的に、市内の宿泊施設を中心に「まほろば観光大学」を開校しました。平成27年2月と平成28年3月の2回、窪山哲雄氏(株式会社ザ・パークグレイス・ホテルズ代表取締役社長)をスクールマスターに委嘱し、トークセッションや各種講座をそれぞれ3日間に渡って開催しました。

食と観光の認知度、ブランドイメージの向上

 平成27年度に奈良市の食の魅力を紹介するサイト「ならじかん」を開設しました。このサイトは5ヶ国語(日本語、英語、フランス語、韓国語、中国語)に対応しており、奈良の食(大和茶・日本酒・古都華)の作り手情報や、楽しめるお店情報を掲載することで認知度向上と消費の拡大につなげます。

ならじかんホームページバナーならじかんホームページバナー

大和茶パッケージ 平成26年度、大和茶の知名度向上と消費拡大を目的に、奈良市とJAならけんが連携し「プレミアム大和茶ティーバッグ」を共同開発しました。商品デザインは、プロダクトデザインの第一人者である秋田道夫氏によるもので、「THE JAPANESE TEA in NARA」がコンセプトです。

「奈良市バリアフリー基本構想」 策定

 平成26年3月に「奈良市バリアフリー基本構想」を策定しました。JR奈良駅・近鉄奈良駅周辺地区を含む重点整備地区を中心に、誰もが奈良の観光を楽しめるよう、ハード・ソフト対策の両面から歴史的景観や文化財への配慮とバリアフリー環境づくりとの両立をめざしています。

「外国人おもてなし環境整備補助金」 実施

 増加している外国人観光客が、宿泊施設で快適に過ごしてもらうとともに、外国人観光客の誘致促進を目指し、施設改善に要する経費の一部を、平成27年度に「外国人おもてなし環境整備補助金」として交付し、13の宿泊施設が活用しました。

(3)ならまちを核とした新しい観光振興

  • 伝統ある花街の「元林院」を復興、伝統芸能の継承と夜の奈良観光の魅力を創造する
  • ならまちナイトカルチャーを、年間を通して毎日実施。宿泊客の夜の体験プログラム充実を図る
  • ならまちセンターを地域住民と観光客の文化発信拠点として活用する
  • 毎年2月に大茶会『珠光茶会』を開催

元林院のまちなかイベント開催

元林院イベントの様子 平成26年5月に「元林院の復興と猿沢池周辺地区の夜の観光を考える懇話会」を開催し、平成26年9月及び平成27年9月には元林院復興のための日本舞踊の鑑賞や扇を体験するイベントを開催しました。

 さらに、かつて栄えた伝統ある奈良町元林院花街の魅力とおもてなしの心を再興するため、芸事を稽古する元林院検番演舞場周辺を整備していきます。

 写真は、平成27年9月開催「元林院の舞妓とそぞろ歩く花街の夕べ」の様子

春・夏・秋・冬 1年を通して「伝統芸能ナイトカルチャー」 実施

 平成20年から実施しているならまちナイトカルチャーを、平成23年からは年4回(季節毎)に増やし、市民や観光客が気軽に奈良町の文化や伝統芸能に触れられる機会を提供しています。また、平成26年からはまち歩きと落語鑑賞を組合わせたイベント等を実施し、様々な体験プログラムを充実させています。


ならまちナイトカルチャーの写真

「ならまちセンター」 リニューアル

あたらしくなった「ならまちセンター」1あたらしくなった「ならまちせんたー」2

 平成28年5月、バリアフリー基本構想に基づき、入口の自動扉化、1・2階トイレ改修、ベビールームの設置を行いました。

 芝生化された施設前広場は、多彩なイベント実施や、地域の方々や観光客がここで遊ぶ・憩うことができ、奈良町や奈良公園の玄関口にふさわしい場所となっています。

 また新たなにぎわいの場であるカフェもオープン。開放的な広場とともに、多くの方々が立ち寄りやすい雰囲気を演出しています。

凛とした冬の古都で「珠光茶会」 開催

 わび茶の創始者、珠光の名を冠した「珠光茶会」を世界遺産の社寺等を会場として開催し、奈良の魅力発信と合わせて文化・観光の振興に取り組んでいます。

 茶会を通じて「大和茶」のブランド力向上にも貢献しています。

珠光茶会参加人数の推移珠光茶会の様子

(4)東部地域の農村資源を活かした経済活性化

  • 市街地からのアクセス改善のため、道路・交差点改良を実施
  • 修学旅行生を対象とした宿泊型農業体験の受け入れ
  • 新クリーンセンターの熱源を活かした付加価値の高い農業の実践
  • 東部地域を中心に新たに3カ所の直売所を設置
  • 地元食材の普及と若者の新規就農を促進する

アクセス道路の改良を県と協議

 市街地から東部地域へのアクセス道路改善について、道路線形等の概略設計及び事業費の算出を行うとともに、平成27年3月に開通した奈良阪川上線への車両流入台数を把握するため、交通量調査を実施しました。また、道路管理者である奈良県との協議を行っています。

東部地域で農家民泊支援

民泊モニターの様子 平成28年度から受入家庭を募集し、研修会や、ワークショップを経て、実際の受入までサポートしています。

 平成28年度は、市内の中学・高校・大学の学生28名にモニターとして参加してもらい、農家民泊を実践しました。

クリーンセンターの熱源の活用について

 クリーンセンターの建設と併せて今後検討していきます。

平成29年4月 田原販売所がリニューアルオープン

 田原直売所の改修補助を実施し、平成29年4月にリニューアルオープンしました。

学校給食での地産地消を促進

学校給食における地場農産物の使用率 学校給食において使用する米穀を、平成28年1月より奈良県産米から奈良市産米に切り替えました。

 また、平成27年度に県の学校給食地産地消促進事業を活用し、地場産物を使用した地産地消デー献立を学校給食において実施しました。

(5)リニア奈良駅の誘致で30年後を見据えた取り組み

リニア奈良駅の市内への誘致活動の展望

日本の未来のため「リニア奈良駅」を。誘致活動を展開中

リニア中央新幹線中間駅の奈良市内への設置及び早期全線開業の実現に向け、関係機関への要望や、奈良市リニアファン倶楽部の運営、イベント開催などの誘致PR活動を行っています。リニアファン倶楽部には、部長の三戸なつめさんや部員のリニー君の活躍もあり、全国から幅広い世代の人が入部しています。

リニア中央新幹線ルート予定図

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